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INDUSTRY COLUMN

業界向けコラム

2019.09.27

食品・飲料

褐色脂肪細胞を刺激する! カフェインのもつダイエット効果について


「カフェインを摂取しすぎると体によくない」とよくいわれます。しかしその一方で「カフェインにはダイエット効果が期待できる」という説を聞いたことのある方も少なくないのではないでしょうか。
 
近年の研究により、カフェインには褐色脂肪細胞を刺激する効果があることが分かってきました。
 
今回はカフェインが持つダイエット効果と、カフェインの効果を引き出すための飲み方について詳しく解説いたします。

カフェインとダイエットの関係性とは

コーヒーやチョコレートのほか、紅茶や緑茶、栄養ドリンクなどに含まれているカフェイン。摂取すると興奮作用や覚醒作用、また利尿作用をもたらすということがよく知られています。
 
カフェインによって興奮作用や覚醒作用が起きるのは、カフェインが交感神経を刺激するためです。
 
交感神経が優位になれば毛細血管の収縮が起きやすくなり、利尿作用によって体内の不要物が排出されやすくなります。
 
カフェインの摂取による利尿作用は体のむくみを解消し、基礎代謝を高めてくれる効果が期待できます。
 
とはいえ、カフェインによる利尿作用だけで体重が劇的に減るというわけではありません。

カフェインが褐色脂肪細胞にもたらす影響

近年の研究により、体のエネルギー消費を促進する褐色脂肪細胞にカフェインが働きかけてくれるということが分かってきました。
 
「Scientific Reports」オンライン版に掲載された研究論文によると、マウス幹細胞の脂肪細胞をカフェインにさらすことによってミトコンドリア脱共役タンパク質1の量が増加し、細胞代謝も盛んになったのだそうです。
 
ミトコンドリア脱共役タンパク質1が活性化すれば褐色脂肪組織の熱産生が起きやすくなり、エネルギー消費の増加や体重の減少が起きやすくなると考えられます。
 
また、ボランティアを対象とした実験でもカフェインを摂取した直後には褐色脂肪細胞の周辺で熱が生まれやすくなることが分かりました。

カフェインの効果を引き出すための摂取方法

カフェインにはダイエット効果が期待できるとはいえ、やみくもに多量のカフェインを摂取すればいいというわけではもちろんありません。
 
カフェインの効果を引き出すためには摂取するタイミングを意識することが肝心です。
 
カフェインは運動する1時間~20分前に飲むのが効果的。接種後30分程度で血中のカフェイン濃度がピークに達するため、運動中の脂肪燃焼率がアップしやすくなります。
 
また、食事の前にカフェインを摂取するのもおすすめです。カフェインは血糖値の急激な上昇を抑えてくれるため、食事の血糖コントロールが可能です。また、食前のカフェイン摂取は食欲を適度に抑えてくれる嬉しい効果もあります。
 
褐色脂肪細胞を刺激する! カフェインのもつダイエット効果について
カフェインは体内の褐色脂肪細胞に働きかけて熱を産生し、効率的な脂肪燃焼をサポートしてくれます。
 
ただし、カフェインは摂取方法を間違えると体に悪影響を及ぼすこともあるもの。カフェインのダイエット効果を引き出すためにも、適切な飲み方を常に意識しておきたいものですね。

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