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INDUSTRY COLUMN

業界向けコラム

2019.08.02

バイオ

農業EXPOが開催! 最近話題のスマート農業とは?


リードエグジビションジャパン(株)が、2019年5月22日から24日の3日間、インデックス大阪で「第3回 関西 次世代 農業EXPO」を開催しました。
 
次世代農業EXPOは、農業分野で西日本最大の商談展で、最新の植物工場、ITソリューション、太陽光発電、バイオマスなど、スマート農業に関する企業が一堂に出展する展示会です。これからの農業に欠かせないスマート農業の最先端をいく企業が数多く出展し、大盛り上がりを見せました。
 
ここでは、スマート農業がそもそもどのようなものか、また「第3回 関西 次世代 農業EXPO」でどのようなものが出展されたのかご紹介します。

スマート農業とは

スマート農業とは、ロボット技術やICTなどの先端技術を活用し、超省エネ化や高品質生産などを可能にする農業を意味します。
 
具体的な特徴は以下の通りです。

・超省力、大規模生産が可能にする

トラクターなどの農業機械を自動走行にするなど、従来の規模限界を超える

・作物の持つ能力を最大限に引き出す

センシング技術や過去データを使った栽培によって、高品質の作物を生産する

・過酷な作業や危険な作業から解放される

収穫物の積み下ろしといった重労働から解放され、人にかかる負担や危険などから解放される

・誰でも農業に取り組める環境を作る

農機の運転アシスト機能、栽培ノウハウのデータ化などを活用することで、経験の少ない人でも農業に取り組める

これからはスマート農業が欠かせない

日本の農業は成長産業のひとつに数えられていますが、その現状は厳しいものがあります。離農者や耕作放棄地が急増し、農業産出額が10兆円から8兆円台まで減少しているのです。
 
産業、職業としての魅力が欠如していることがその原因と言われ、また、体に負担が大きいことなども離農者の増加に拍車をかけています。
 
そのような現状を打破する切り札として、IT技術を駆使した農業が注目されるようになりました。ロボットなどを使うことで労働力不足を解消し、農機の運転アシストや栽培ノウハウのデータ化などによって農業の難しさや厳しさを緩和し、農業という仕事に対するハードルを下げようと考えています。
 
科学技術はこれからも発展し、その多くが農業に活用されていくことが予想されています。より農業がやりやすくなり、より多くの人が農業に興味を持ち始めるでしょう。それによって農業が盛んになっていくことが期待されるなど、いまや科学技術と農業は切っても切り離せない関係になっているのです。

第3回 関西 次世代 農業EXPOに出展されたもの

「第3回 関西 次世代 農業EXPO」に出展されたものをいくつかご紹介しましょう。

・進化したUAV

XAIRCRAFT JAPAN(株)が、完全に自律的な農業用UAV(無人航空機、ドローンと呼ばれることもあります)を出展しました。前世代のものよりも耐久性に優れており、より良い地形適応性を持っています。

・ハウス内の環境を遠隔管理できるクラウドサービス

(株)ニッポーが、スマホやタブレットを使ってハウス内を遠隔管理できるクラウドサービスを展示しました。他社の装置で測定したデータと比較することができるなど、その機能性が注目されています。
 

 
「第3回 関西 次世代 農業EXPO」では、ほかにもいろいろなものが出展されました。
これからの農業に欠かすことのできないスマート農業。農業がどのように変わっていくのか、今後も注目していきましょう。

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