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HR COLUMN

人事向けコラム

2018.10.31

採用

採用担当者が面接で必ずするべき質問とは?


人材を採用する際には、求職者の経歴や持っているスキル、資格など、業務を行う上で必要な能力について注目することが重要です。
 
しかし、能力面ばかりにこだわっていてはいけません。その求職者が自社で長く働いてくれるかどうか、また、自社の雰囲気に合っている性格かどうかを見極めなければ、入社してもすぐに退社してしまう可能性があるからです。
 
採用担当者は長く働いてくれるかどうかを、面接で行う質問で確認する必要があります。ここでは、優秀で長く働いてくれる求職者を見極めるために、採用担当者が必ずしておきたい質問にはどのようなものがあるかご紹介します。

求職者のやりたいことを確認しておく

志望動機についての質問はどの会社の面接でも必ずすると思います。そしてどのような求職者であっても、その熱意の強弱があるとは言え、入社を志望する動機は持っているものです。
 
採用担当者は、入社を志望する動機だけではなく、どのような仕事を志望するのかについても確認しておかなくてはいけません。「(求職者は)将来的にどのような仕事をやりたいのですか?」「理想とする仕事像はどのようなものですか?」という内容の質問をしておきましょう。
 
求職者の望んでいるキャリアと、会社の方向性が一致していなければ、いくら優秀な人材でも長く働いてもらうことはできません。求職者の目指すものと、会社の目指すものが一致しているかどうか、しっかり確認しておいてください。

自己PRをしてもらう

「採用担当者が質問をして、それに求職者が答える」これが面接の基本的な形ですが、これだけでは求職者の能力や性格などはわかりません。自由に自己PRをしてもらい、その人の人間性を見るようにしましょう。
 
ここでは、「自分のことを客観的に見られているか」「さまざまな情報を整理して発信する力があるか」「話し方に変なくせがないか」などを見るようにしてください。相手が話している間も、黙って聞いているだけではなく、気になることについて質問するようにすることをおすすめします。
 
突然の質問にも臨機応変に対応し、その質問内容を踏まえたうえで話を続行できるか注目しましょう。コミュニケーション能力や発信能力があるかどうか確認することは、人材に長く働いてもらうためにも重要なことなのです。
 

空白の時期については必ず質問する

プライベートのことについて質問するのはタブーであるというような考え方があります。もちろんプライバシーを侵害するような質問はだめですが、求職者が仕事を長く続けてくれるかどうかを確認するための質問は必要です。
 
たとえば求職者の経歴に空白の時期があった場合などです。その期間に何をしていたのかどうかは、会社にとって非常に重要になります。「資格取得のために勉強していた」ということもあり得ますし、「病気だった」ということもあります。最近では「うつ病」といった心の病もあります。心の病は再発の恐れが高く、せっかく採用したのにすぐに働けなくなるということがあるかもしれません。
 
空白の時期がある場合は必ずその理由を確認し、病気が理由の場合は、回復状況をしっかり確認しておきましょう。


長く働いてくれる優秀な人材を見つけるには、求職者の理想像や性格などをしっかり確認しておくことが必要です。採用担当者の方はここで紹介したこと参考にして、面接の質問作りをしてみてくださいね。



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