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HR COLUMN

人事向けコラム

2021.08.13

その他

ジョブローテーションってどんなもの?どんなメリットがある?


ジョブローテーションとは、社員の育成・能力開発を目的におこなわれる異動・配置転換です。このジョブローテーションは主に大企業などで人材育成計画に基づいておこなわれることが多いですが、どのようなメリットが得られるのでしょうか?

 

ここではジョブローテーションの概要やメリットをご紹介します。

ジョブローテーションとは? どのような方法で実施される?

ジョブローテーションは人材育成計画に基づいて、社員の部署異動・職務変更・勤務地変更などをおこないます。その目的は社員一人一人の適性を見極めたり、マルチスキルを獲得したりといったものです。
 
特に新入社員の場合は、どの部署・業務に適性があるのかを判断することが難しいため、ジョブローテーションをおこなって複数の業務を経験してもらうケースが多いです。
 
なお、ジョブローテーションは「人事異動」とほぼ同じですが、そもそもの目的が異なります。人事異動は主に役職や配置を変えることで組織の活性化をしたり、欠員が出た場合の補充をしたりするのが目的です。
 
それに対しジョブローテーションは、社員そのものの育成や配置を決めるための見極めを目的としています。

ジョブローテーションのメリットは? 適性の見極めがしやすい!

実際にジョブローテーションをおこなうと、どのようなメリットがあるのでしょうか? 企業がジョブローテーションを実施した場合、次のようなメリットが得られます。

社員の適性を判断できる

ジョブローテーションで社員に複数の業務を経験してもらうことで、社員の得意分野や強み、苦手なことがわかりやすくなります。つまり「どの業務に向いているのか」という適性が見極められるのです。
 
適正が分かれば適材適所に社員を配置できるので、業務効率のアップが望めます。つまり企業内の生産性向上が期待できるのです。

社員が多角的な視点で仕事に向き合えるようになる

ジョブローテーションでさまざまな業務を経験すると、社員自身の視野が広がります。社内理解が深まるうえ、さまざまな視点から物事を見る力・問題を解決する力が育つので、幅広いスキルを身に着けられるのです。
 
視野の広さや多角的な思考ができる人材が育てば、将来的なリーダー・幹部候補にもなり得るでしょう。

社員のモチベーションアップにつながる

ジョブローテーションをおこなうことで、ときには社員自身が気付けなかった強みや適性が判明することもあります。また、複数業務を経験することで仕事に対する視野が広がったり、新たな可能性を感じたりするケースも少なくありません。
 
うまく活用すれば人事にとっても、社員それぞれにとってもメリットが得られます。

組織内の連携力アップが期待できる

ジョブローテーションでさまざまな部署で人の流れが生まれると、幅広い人脈が生まれます。部門間での連携力が強くなれば生産性・業務効率がアップしたり、新たなアイデアが生まれたりする可能性もあるでしょう。
 
また、これまでに気付かなかった課題や改善点が見つかれば、企業のさらなる成長にもつながります。

ジョブローテーションを活用すればマルチスキルの獲得も可能!


ジョブローテーションをうまく活用すると、社員それぞれの適性が見極めやすくなります。また、総合的なスキル・広い視野を獲得できるため、幹部候補を育成したい企業にもおすすめです。
 
ただし、ジョブローテーションの導入には社員の負担や育成コストなどの注意点もあります。メリットと注意点をそれぞれ比較したうえで、自社に合う実施方法を模索してみましょう。

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