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HR COLUMN

人事向けコラム

2021.08.06

採用

今注目されている共感採用とは? メリットや導入のポイント


近年では「共感採用」という採用手法が注目されているのをご存じでしょうか?
 
共感採用は、これまでの一方通行的な採用手法と異なり、企業と求職者の双方が「共感」したうえで採用を決める方法です。そこで今回は、共感採用の概要やメリット、導入時のポイントについてご紹介します。

共感採用とは? どんなメリットがある?

共感採用とは、企業の提示する「給与」「勤務条件」といったスペックではなく、企業の理念に共感してくれる人を採用する行為を指します。
 
企業理念には「ビジョン(目指す方向)」「ミッション(使命)」「バリュー(価値)」などがあり、いわば形には見えないものです。こういった部分にお互いが共感したうえで採用することで、賃金などの目先の利益目的ではなく、企業が目指す方向に向かって全力を尽くしてくれる人材が獲得できるのです。
 
共感採用の具体的なメリットを見てみましょう。

人材が定着しやすく、離職率も減る

共感採用では「初めから共感しあえる人材」を採用するため、入社後のミスマッチがほぼ起こりません。共感を第一に入社する人材は賃金等のスペック面より「自分の目指す方向に合っている会社か」という基準で入社を決めるため定着率が良く、結果として離職率も下がりやすくなります。

高いパフォーマンスを発揮してくれる

人材に企業理念へ共感してもらう共感採用の場合、採用した社員は入社してからも高いモチベーションで仕事に励んでくれることが多いです。また入社時点で信頼関係が結べていれば、より高いパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。

管理職の負担減につながることも

企業側と人材の目的意識が一致していれば、管理職の指導の手間も軽減されます。もちろんスキル面の指導や、細かな軌道修正などは生じるかもしれません。しかし、そもそもの目指すべき方向・目的が一致しているのといないのとでは、指導管理に必要な労力にも大きな差が出ます。

共感採用を導入する際のポイントは?

共感採用を導入する際は、自社の「ビジョン(目指す方向)」「ミッション(使命)」「バリュー(価値)」を言語化する必要があります。これらを既存社員に浸透させたうえで採用戦略に盛り込んでいきましょう。
 
また、採用活動では「共感してほしい部分」「他社との違い(差別化した部分)」が分かりやすく提示されているかも重要なポイントです。
 
特に新卒(学生)や第二新卒などの若い世代は「自分の価値観・やりたいこと重視で仕事探しをする」という人も多いです。時にはターゲットと積極的にコミュニケーションを取るなどしつつ、お互いの理解を深められる方法で採用活動をおこないましょう。

共感採用を活用して定着率を高めよう!


企業のビジョンやミッション、バリューなどに共感してくれる人を集める共感採用。
 
うまく活用すれば離職率が減ったり、よりモチベーションの高い人材を集めやすくなったりといったメリットが得られます。ただし、共感採用ばかりを重視することで採用コストが膨らんだり、多様性が失われていったりするのは避けたいところです。
 
従来の採用手法と共感採用をうまく使い分け、企業に貢献してくれる人材の獲得を目指しましょう。

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