2021.07.30
採用
新入社員研修のカリキュラムの目的や作り方をご紹介!
人事担当者様の中には「新入社員研修ではさまざまな内容を盛り込みたい」という方も多いのではないでしょうか。
確かに、新入社員研修が充実したものであれば、社会人として好スタートを切ることができるでしょう。そんな新入社員研修をスムーズに進めるのに欠かせないのが「カリキュラム」です。
ここでは新入社員研修のカリキュラムを作る目的や、作り方のポイントをご紹介します。
新入社員研修のカリキュラムを作る目的は?
新入社員研修には、学生から社会人へと変化する新入社員たちに、ビジネスのマインドセットや必要なスキルを身に付けてもらう役割があります。また、カリキュラムは研修そのものの道筋や教育計画を示すものでもあるのです。
カリキュラムを丁寧に作り込むことで、より効率よく必要な知識やスキル、考え方を身に付けられるようになります。
新入社員研修のカリキュラムの作り方! ポイントをご紹介
新入社員研修では、考え方や技術・知識を段階的に身に付けていくことが大切です。次の順番に沿ってカリキュラムを作っていきましょう。
①研修の目標・期間設定
カリキュラム作りは、研修の目標や期間、育成計画を明確にすることから始まります。研修が終了した時点で新入社員がどの程度のマインドやスキルを習得していてほしいのか、スタートとゴールを決めましょう。
ボリュームが多くなりそうなら、初めは社会人として必須の意識やスキルを、2回目はより専門的なスキルを……という風に、期間を分けて研修を実施するのも1つの方法です。
②目的に合うプログラムの決定
研修の目的や期間が決まったら、目標を達成させるためのプログラムを決めていきます。事業理解を深めたいなら企業の重役を、ビジネスマナーを身に付けてもらいたいなら外部のマナー講師を呼ぶなど、プログラムに必要な人材も制定していきます。
③社内や外部のスケジュール確認
プログラムが決定したら、社内行事や外部講師のスケジュールを確認します。研修会場を借りる場合は会場の空き状況もチェックし、早めに押さえておきましょう。
④研修スケジュールや構成に沿ってカリキュラムを組む
プログラムの内容や研修の順序、タイムスケジュールなどを細かく決めていきます。資料を作成する場合は、詰め込みすぎず分かりやすい構成にすることを意識しましょう。
また、マナーやマインドの研修とスキル研修をおこなう場合は、マナー・マインド研修を先に済ませておくのがおすすめです。社会人としての自覚を醸成してからのほうが、社会人としての基礎スキルを育成しやすいからです。
そのほか、新入社員研修では座学や実践形式を使い分けるのも良い方法でしょう。一般的に人は自ら経験したことのほうが記憶に定着しやすいといわれています。研修カリキュラムで「座学で知識を得たら実践」という流れを作ることで、スムーズに学べるようになります。
新入社員研修はカリキュラム次第で変わる!
新入社員研修は新入社員たちにどういったマインドやマナーを身に付けてもらいたいか、またどのようなスキルを身に付けてほしいかによって必要とする内容が変わります。
ただし、内容が良くても順序によって習得の効率が左右される場合も多いです。カリキュラム作りの時点で研修の内容・順番を精査し、新人が効率よく身に付けていけるように組んでいきましょう。
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