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HR COLUMN

人事向けコラム

2021.07.16

採用

新入社員の教育係に必要なことは? 教育係の選び方について


企業の新人教育において「教育係」の存在は欠かせません。しかし人事担当者や部署管理職の中には、「在籍社員の中から誰を教育係に置けばいいのか」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
 
そこで本記事では、新入社員の教育係に向いている人・向いていない人の特徴や、教育係の選び方のポイントをご紹介します。

新入社員の教育係に向いている人は?

新人教育では一方的な指導だけではなく、共感や雑談などにより新入社員のやる気、モチベーションを引き出せるかどうかも大きなポイントとなります。
 
これらを踏まえた上で、新入社員の教育係に向いている人をチェックしてみましょう。

仕事の面白さを理解している人

新入社員教育では、仕事に必要な知識や技術に加え「新入社員が仕事を面白いと思えるかどうか」も考慮すべきでしょう。
 
新入社員がいくら仕事を覚えたとしても、仕事が面白くないと感じてしまえば成長が止まります。それどころか、離職・転職につながるおそれさえあるのです。
 
教育係にはやる気やモチベーションが高く、仕事が面白いと考えている人が適任だといえます。

アメとムチの使い分けが上手い人

新入社員の指導では、厳しいだけだと新人が心折れてしまいます。いつ怒られるか分からないという状況では、仕事に対しても消極的になってしまうでしょう。
 
教育係に置くならば、“指摘”と“褒め”のバランスが上手い人が向いています。新入社員の性格や打たれ強さに応じた臨機応変な対応が取れる社員なら、安心して教育を任せられるでしょう。

新入社員の教育係に向いていない人

一方で、次のような人は新入社員の教育係に向いていません。

仕事の面白さを理解していない人

仕事はそつなくこなせても、仕事の面白みが分からない人や、モチベーションの低い人は教育担当に向いていません。最低限必要な知識・技術は教えられますが、仕事の本質や面白さ、醍醐味などを伝えられないからです。

自分の仕事や数字を重視する人

新入社員教育には教育スキルを向上させ、キャリアアップにつながる意味もあります。しかしそれを伝えてもなお「教育よりも自分の仕事や数字を追いたい」という人は、教育担当にはあまり向いていません。

管理職

管理職自らがメインで新人教育をおこなうと、下の社員の教育スキルが育たないままになってしまいます。管理職はあくまでもサポート役に徹しましょう。

新入社員につける教育係の選び方は?

新入社員の教育係には、入社2~3年目程度の若手社員を中心にピックアップするとよいでしょう。その理由は新入社員と年齢が近く、お互いに話や質問がしやすいからです。また、教育係自身も数年前までは新人であった経験から、当時の気持ちや体験を元に教育を進められます。
 
ベテラン社員や管理職は、教育係の指導方法について助言するなどのサポートをおこないましょう。
 
ただし、必ずしも若手社員でなければならない、というわけではありません。教育経験が豊富な社員や、中途採用で入ってきた社員に年齢が近い社員など、状況に応じて選んでもOKです。このような場合も、教育担当に一任するのではなく、チーム全体で教育をおこなう心づもりでいましょう。

教育係には新入社員のやる気を引き出せる人が向いている!


新入社員の中には不安な気持ちが強い社員も少なくないため、まずは緊張をほぐして質問をしやすい雰囲気を作ることが教育のベースとなります。その後は教育係の人選によって新人の育成状況が大きく変わっていくでしょう。
 
ご紹介した選び方を参考に、新入社員に適した教育係を選んでみてくださいね。

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