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HR COLUMN

人事向けコラム

2021.01.15

その他

人材育成のために押さえておきたい! フィードバックのポイント!


フィードバックとは、社員が目標達成のために起こしたアクションに対し、行動した本人へ具体的な言葉で評価や指摘、教育をおこなうことをいいます。対象となる人物の能力や行動のパターンに応じてフィードバックの内容・レベルを変えていくことで、1人ひとりに合った教育が実施できます。
 
ここでは人材育成においてフィードバックをする目的や、フィードバック実施のポイントについてご紹介します。

フィードバックをおこなう目的とは?

フィードバックをおこなう目的や、得られる効果については以下のようなものが挙げられます。

1.社員の成長につながる

フィードバックは人材育成において欠かせません。上司がフィードバックをおこなうと、部下の持つ課題や悩みを把握することができます。それらの改善に向けてどのような取り組みをすればよいかを考えさせることで、部下の成長が期待できます。

2.対象社員のモチベーションアップ

人事評価や面談などでフィードバックを実施すると、部下のアクションに対し適正な評価を与えられます。よくできていた点を褒められたり、「期待している」と上司から伝えたりすることで、信頼関係が生まれより意欲的に業務に取り組めるようになるでしょう。

3.業務能力がアップ・組織全体の目標達成につながる

定期的にフィードバックを実施すると、対象者のパフォーマンス向上も見込めます。常に効果的かつ生産的な行動を選べるようになるため、成果を上げやすくなるのです。
 
また、フィードバックの有無は部署やチームごとの目標達成率にも大きく関わります。フィードバックをすることで都度軌道修正され、目標達成がより効率的に叶いやすくなるからです。

フィードバックをする際のポイントは?

フィードバックをおこなう際には、目標に結び付けた内容をできるだけ早く・具体的に指摘し、かつ行動可能なアクションプランを提示することが重要なポイントです。

1.目標に結び付けた内容をタイムリーに伝える

目標・目的を設定したうえでフィードバックをおこなわないと、目標に応じた評価が下せなくなります。また、実際のアクションとフィードバックまでの間にタイムラグが生じると、フィードバックの効果も薄れてしまいますので、早めに実施しましょう。

2.具体的に伝える

具体性のないフィードバックでは、モチベーションアップも改善も中途半端なものになってしまうでしょう。対象者を細かく観察したうえで、褒める場合は「対象者のアクションの何が、どんな風によかったのか」を具体的に示しましょう。
 
一方で改善を促す場合は「対象者のアクションではどのような結果に陥りやすいか、どうすればよかったか」というふうに、部下自身が自分のよかった点、改善すべき点を事細かに把握できるような伝え方をすべきです。

3.部下が行動可能なアクションプランを提示する

フィードバックでは行動可能なプランを提示することも重要です。目標達成のために非現実的なアクションプランを提示したとしても、実現できないものであれば部下のモチベーションを著しく下げるだけとなってしまいます。現実的かつ達成できるアクションプランを伝えるように心がけましょう。

適切なフィードバックで人材育成効果を高めよう!


企業ではプロジェクト終了後や業務施策を振り返るタイミングのほか、人事評価、1対1の面談などでフィードバックをする機会があります。その際に一方的なフィードバックではなく、部下からの悩みや課題などもヒアリングすることで、より具体的なフィードバックができるようになります。
 
育成担当者は部下のアクションを事細かに観察し、より効果的なフィードバックをすることでモチベーションアップにつなげましょう。
 

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