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HR COLUMN

人事向けコラム

2020.08.21

採用

健康経営とは? 目的やメリットはどのようなもの?


昨今では長時間労働による従業員の健康状態の悪化や、人員の確保が企業課題となっています。こうした状況を改善すべく、従業員の健康に配慮しながら経営をおこなう「健康経営」を掲げる企業も増えつつあります。
 
ここでは健康経営とはどのようなものなのか、目的やメリットなどをご紹介します。

健康経営とはどのようなもの?

健康経営とは、従業員の健康管理を経営課題とし、生産性を向上させる経営手法のことです。
 
日本国内では長時間労働による過労死や、有給休暇の消化率が上がらない労働環境が常々から問題視されています。現時点において労働力不足が進行しつつある日本では、こうした状況は改善しなければならない課題です。

健康経営の目的は?

健康経営の目的は、従業員の健康増進によって企業の業績アップにつなげることです。
 
長時間労働などによって従業員の体調不良が続けば、集中力やモチベーションの維持が難しくなります。また、遅刻や欠勤・退職が続けば、企業の生産性はダウンしてしまうでしょう。当然ながら人員補充のための採用コストもかさみます。
 
また、健康経営と真逆を行く経営手法をとれば、企業イメージのダウンにもつながりかねません。そうなれば企業収入も減少し、ますます健康投資をするのが難しくなってしまいます。
 
健康経営を目指して従業員を取り巻く労働環境を改善すれば、従業員の定着率を高め、生産性もアップします。これにより業績や企業価値の向上が叶うのです。

健康経営のメリットとは?

健康経営を取り入れると、以下のようなメリットが得られます。

従業員の離職率を改善し、定着化する

労働環境を改善し、健康の心配なく働ける環境づくりをすることで、従業員にも安心感が生まれ定着しやすくなります。辞める人が減少すれば当然離職率も下がりますし、採用コストも抑えることができるでしょう。

労働生産性のアップ

健康経営により従業員の健康増進へ取り組むことは、心身の疾病を予防することにつながります。同時に従業員にかかるストレス軽減にもなり、仕事へのモチベーションアップや、欠勤率の低下が期待できるでしょう。これにより労働生産性もアップします。

企業価値が高まる

健康経営に取り組んでいる企業は、世間からも評価されやすくなります。一定の条件を満たして「健康経営優良法人」や「健康経営銘柄」として認められれば、企業価値を高めることもできるでしょう。
 
また、健康経営に取り組んでいる企業は、採用活動においても有利となります。近年は企業の“ホワイト性”を重視する方が多く、健康経営に取り組んでいることをアピールすれば優秀な人材を迎えられる可能性が高いからです。

医療費等のコスト削減

健康経営により従業員の疾病率が下がれば、企業が負担しなければならない医療費も減ります。特に今後はますます少子高齢化が進み、企業の医療費や健康保険料負担もかさんでいくことが予想されます。こうした負担増に対応するためにも、健康を意識した経営が必要となるでしょう。

従業員の健康維持が重要! 健康経営を目指そう


健康経営は今後主流化していくとみられており、企業が長くあり続けるには欠かせないものだといえます。
 
特に、毎年実施する「ストレスチェック」の結果が悪い企業や長期休業者の数が多い企業、人材不足による長時間労働が恒常化している企業などは、早急に改善が必要です。
 
健康経営の具体的な手法は企業によって異なります。また、企業の業種や規模に応じて形を変えることで、従業員に寄り添えるようなスタイルを確立することも大切です。
 
他社の取り組み事例などを参考にしつつ、どういった手法がいいのかを考えてみましょう。

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