2020.06.26
その他
目標達成のために設定すべきKPIとは? KGIとの違いも解説!
企業が目標を達成するためには、具体的な数値目標を設定することが重要です。具体的な目標設定のためによく使われる指標の1つにKPIがあります。
KPIとはどういった指標で、具体的にはどのように活用できるのでしょうか? ここでは目標設定のためにKPIを導入するメリットや、併せて活用したいKGI、KSFといった考え方について詳しく解説いたします。
事業における「KPI」とはどういったもの?
KPIとは「Key Performance Indicator」の略で、従業業績評価指標という意味をもちます。具体的には、企業の目標達成に向けてその達成度合いを可視化し計測するための指標のことです。
企業の経営において、状況を客観的に監視する業績評価指標は必要不可欠。KPIはそういった業績評価の中でも重要(Key)となるような指標のことをいいます。
KPIの具体的な導入方法とは?
マーケティングや営業の現場では、新規受注獲得数や新規顧客獲得数といった数値を示し目標設定することが多いもの。サポート部門や管理部門でも、従業員満足度や顧客満足度などの数値の活用が必要不可欠です。
KPIとは、これらの数値に目標値を設置することです。受注件数や訪問件数、Webへのアクセス数などの目標数値を設定することで、売上高や売上件数、Webからの販売に結びついた数などの目標を達成していくことが可能となります。
まずは業務のプロセスを1つずつ洗い出し、ステップごとに具体的な数値目標を設定してみましょう。
KPIとセットで使われるKGIやKSFとは?
企業ではKPIと併せて、KGIやKSFといったワードを使用することも多いもの。
KGIは「Key Goal Indicator」、つまり重要目標達成指標のことをいいます。KPIは業務のプロセスにおける具体的な目標設定であり、KGIは最終的な目標設定を意味します。数値目標を設定するときには、まずKGIを考え、次にKPIについて深く掘り下げていくことが有効といえます。
KFSとは「Key Success Factor」の略で、重要成功要因という意味です。KFSから最重要プロセスを導き出し、これを具体的なKPIとして考えていくことが、事業成功の鍵となります。
企業がKPIを導入するメリット
抽象的な目標設定をした場合、従業員は誰がどう動くのが効率的なのかといった業務のプロセスが把握しにくく、意思疎通もうまくいきません。
KPIを導入し、プロセスごとの具体的な数値目標を設置すれば、日々の業務に具体的な指標が生まれます。これによって個々の目標ややるべきことが可視化され、その結果従業員が一丸となって目標達成のために行動できるのです。
目標が見えれば従業員のモチベーションも向上しやすくなり、パフォーマンスもアップしやすくなります。
KPIとは、100%の状態であるKGIのために、数%ずつ着実に数値目標を積み上げていくことです。
KPIをスマートに進めていくためには、明確かつ達成可能な数値を示すことが重要といえます。まずは日々の業務内容を仔細にチェックしながら最適なKGIを設定し、そのプロセスとしてKPIを上手に活用してみましょう。
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