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INDUSTRY COLUMN

業界向けコラム

2019.01.25

ヘルスケア

うつ予防にもなる? マインドフルイーティングの効果


うつ病予防にもつながるとして、現在「マインドフルイーティング」というのが注目されています。食事と瞑想を組み合わせた療法で、抑うつ症状の緩和につながるという論文が発表されたのです。
 
また、マインドフルイーティングにはうつ予防だけではなく、リバウンドしないダイエット効果や、ストレス緩和にも効果があるとされています。マインドフルイーティングがどのようなもので、どのような効果があるのか、見ていきましょう。

マインドフルイーティングとは

マインドフルイーティングとは、簡単に言えば「食事に集中する」ということです。
 
現代はテレビのほかにスマホやパソコンなど、食事中に意識が散漫となるものが多く、「今、食事をとっている」ということに集中しにくい状況になっています。食事中に別のところに意識が行ってしまうことで、食事による幸福感や満腹感が感じにくくなり、ストレスが溜まったり、食べ過ぎにつながってしまったりします。
 
仏教で言うところの瞑想のように食事をすることで、食事そのものから得られる幸福感を高め、ストレスの緩和、食べ過ぎの防止などにつなげることができるようになるのです。

マインドフルイーティングの方法

マインドフルイーティングは、料理の味、香り、咀嚼時の音などを五感で感じながら食事をとることを言います。基本的に以下のポイントを押さえながら行います。

・料理に触れる、見る、香りを嗅ぐ

料理をただ単に食べるのではなく、まずは料理を指先で触ってみたり、目で見たり、香りを嗅いだりしてみるようにしましょう。そうすることで、これから自分が食べる料理に意識を向かわせることができるようになります。
 
色合いや形などを観察し、質感を確かめ、香りを嗅ぐなど、食事の前に5分程度行うといいでしょう。

・自分の感覚を意識する

見たり、触ったり、嗅いだりして、その料理に対して自分の感覚がどのように変化しているかに意識を向けます。「美味しそう」「辛そう」「甘そう」など、自分が感じたことに意識を向けるようにしましょう。これも5分程度行うといいとされています。

・口の中で料理を味わう

いろいろな雑務に追われ、食事はさっさと済ませようと考える人も多いかもしれません。しかし、料理をしっかり味わうことで、食事による幸福感が得られやすくなります。
 
舌で料理を味わい、しっかり噛み、飲み込みます。噛む際も飲み込む際も、そのとき感じられる感触に意識を向けるようにしましょう。
 

 
毎日行う食事は、単なる栄養摂取だけではなく、ストレス緩和など精神衛生を整えるためにも重要なものです。マインドフルイーティングを生活習慣に取り入れ、ストレスの少ない生活を送れるようになるといいですね。


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