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HR COLUMN

人事向けコラム

2024.08.01

採用

リーダーシップの育成方法とは?必須要素・能力を育てる4つのヒント


企業組織が効率よく稼働するために必要となるのが「リーダーシップ」。
組織メンバーを統率し、企業全体の生産性向上へと導くリーダーシップの存在は、企業にとって不可欠ともいえます。
 
今回は、そんなリーダーシップに注目してご紹介していきたいと思います。
リーダーシップのタイプや、リーダーシップを高める研修方法などをご紹介いたしますので、チェックしてみてください。

リーダーシップのタイプ

アメリカの社会心理学の父、クルト・レヴィンの指導の下でリーダーシップに関する実験が行われた「アイオワ研究」では、リーダーシップのタイプを下記3つに分類しています。
 
1.専制型
専制型のリーダーシップは、集団行動におけるすべての意思決定や作業手順などについて、リーダーが指示・命令をおこなうスタイルです。
短期的には、最も高い生産性を発揮できると考えられていますが、他のメンバーの自立心育成の観点で考えると人材育成には向かないと言われています。
 
2.放任型
放任型は、メンバーの行動についてリーダーが関与することなく任せるスタイルです。
組織がまとまりにくく、モチベーション低下や生産性低下を招く可能性もあります。
 
3.民主型
民主型のリーダーシップは、メンバー同士が話し合いにより意思決定し、リーダーはサポートの役割を担います。
専制型のリーダーシップに比べて意思決定は遅くなりますが、メンバーの主体性が育成されるため、最も望ましいタイプだと考えられています。

リーダーシップに必要な力と育成方法

リーダーシップを育成するためには、リーダーに必要な力を身に付ける研修を行うとともに、研修で学んだ内容を普段の業務で試し経験を重ねていることが大切です。
リーダーシップの育成には、次の4点に注目して実施するとよいでしょう。
 
1.目標設定力を養う
リーダーに求められる力に「目標設定力」というものがあります。
現状において自部門の課題となる事を分析し、ビジョンや目標を明確に掲げることで、組織として力を入れるべき事柄をメンバーに指し示します。この目標設定力は、社会情勢や自社の状況を正しく読み取り、メンバーが納得する説得力のあるものでなければなりません。
 
2.コミュニケーション能力を養う
社内外の人間と良好な関係を築くために、高度なコミュニケーション能力もリーダーには求められます。
適切な言葉を使って、相手の心を動かすことができる「伝え方」を身に付けることで、メンバーの行動変容を促すことができるようになります。
 
3.自社のリーダー像を明確にする
リーダーシップ研修の実施にあたっては、組織においてどのようなリーダーを育てたいかについて明確にし、それを研修内で伝えていくことも大切です。自社や組織の風土に合ったリーダー像を設定することで、人材個々の課題も明るみになり、研修の方針や内容もブレることなく研修成果に結び付いていくでしょう。
 
4. 現場での実践をフィードバックする
リーダーシップ研修の後は、現場で実践を重ねていくことが重要です。研修で学んだことを実際に試し、PDCAサイクルの中に組み込むことで、はじめて育成効果を実感できるようになります。
また、研修後のフィードバックにより、研修内容について理解度や成熟度を確認し、研修内容をブラッシュアップしていくことも忘れないようにしましょう。

 

 
リーダーシップの育成方法などについてご紹介しました。
求められるリーダー像は、企業風土だけでなく時代によっても変化します。常に、組織にとってどのようなリーダーが必要かを意識し、研修内容をブラッシュアップしていくようにしましょう。

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