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HR COLUMN

人事向けコラム

2024.03.15

採用

過去応募者への「掘り起こし」とは? メリットややり方を解説


企業の人材不足への対策方法として、過去応募者の掘り起こしというものがあり、企業の3割はこの掘り起こしを行い、そのうちの8割は実際に採用した実績があると言います。
 
今回は、この過去応募者の掘り起こしに焦点を絞って解説いたします。
過去応募者の掘り起こしのメリットや方法、注意点などについてチェックしておきましょう。

過去応募者の掘り起こしとは?

過去応募者の掘り起こしとは、過去の採用選考に進んだ応募者に対してスカウトメールを送ることで、人材採用に繋げることです。
 
過去の採用選考では縁がつながらなかった応募者に連絡を取ることで、約1~3%程度において採用の選考フローに復帰するといいます。
 
自社への採用活動の後、別の企業にいったん就職したものの既に退職した、または退職を検討したいたという人のほか、転職活動自体を中断していたがこれをきっかけに再開したいという人もいるなど、タイミング次第で自社への採用に繋げられる可能性があります。

過去応募者の掘り起こしのメリット

1.求める人材が見つかりやすい

過去の採用選考に進んだ人材であるため、ある程度相手がどのような人材なのかを把握していることから、現時点で自社が求める人材かどうかを、あらかじめ見極めたうえでアプローチをかけることができます。
無駄な時間をかけることなく、効果的な人材発掘に繋がりやすいのがメリットです。

2.自社について既に理解している

過去の採用選考に進んだ人材であるため、候補者も自社について既に理解を深めている状態です。
改めて自社についてアピールする必要がなく、効率的に採用活動を実施することができます。

3.転職潜在層へ採用活動に繋がる

過去に自社へ興味を持った優秀な人材に対して、今は他社で働いているとしても、いずれ転職を考えた時に自社へ戻ってくる可能性が高まります。
候補者と企業の採用担当者と継続的に繋がっておくことで、候補者にとっても転職先として重視する存在になるでしょう。

過去応募者掘り起こしの手法

過去応募者の掘り起こしを行うおもな対象者は、選考を辞退された候補者や、最終選考で不採用となってしまった候補者などです。まずは、辞退理由や評価状況などを含めた当時の選考についての情報を確認しましょう。
選考を辞退する連絡に対して、辞退理由をアンケート調査として残しておくのもよいでしょう。
 
掘り起こしの際のメール文には、なぜ今回その候補者に声をかけるのかについて、辞退理由などと絡めてパーソナライズした文面を添えることが重要です。他社からもスカウトを受けている可能性を考慮し、差別化できる内容を検討するようにしましょう。
 
特に優秀な人材なら、代表からのメッセージを送るのも効果的です。
また、掘り起こしによるスカウトメールは、他社への転職後1年間は空けるのが望ましいでしょう。

過去応募者掘り起こしの注意点

 

過去応募者の掘り起こしで注意すべき点は、個人情報の取り扱いについてです。
企業ごとに個人情報の取り扱いについて定められているため、範囲内での活動が求められます。
 
一般的には、採用時の個人情報の取り扱いについては、従業員の募集の案内を目的としていますが、個人情報取扱いの説明時に、応募者が情報の削除を希望した場合はデータ削除が必要となるので注意しましょう。

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