人材に関する問い合わせ、ご相談はRDサポート人材派遣

HR COLUMN

人事向けコラム

2024.02.16

採用

ジョブクラフティングでやる気向上!メリットや実践法を解説


人事教育の手法の一つに「ジョブクラフティング」というものがあります。
アメリカから始まったジョブクラフティングは、社員が自ら仕事への向き合い方を変えることで、モチベーションやパフォーマンスを向上させる手法です。
 
この記事では、ジョブクラフティングについて詳しく解説していきたいと思います。
ジョブクラフティングとはどのようなものか、実施するメリットや実践方法について見ていきましょう。

ジョブクラフティングとは?

ジョブクラフティングとは、アメリカの米イェール大学経営大学院とミシガン大学の教授によって2001年に提唱されたもので、やりがいを感じない仕事でも、働く人が仕事に対する認知や行動を変えることで、やりがいを感じることができるという考えに基づく教育手法です。
 
指示・命令によって与えられた作業を、受け身の姿勢でこなす状態は、働く人のモチベーションが上がらず、会社の業績にも悪影響を及ぼしてしまいます。
 
会社や上司からの指示や命令による「仕事をやらされている」状態ではなく、働く側が自分自身の意思決定によって仕事を再定義することで、自分の価値観による視点を業務に反映させた「自ら仕事に取り組む」状態に変えることが大切だとされています。

ジョブクラフティングの企業メリット

・働く側が能動的になり、生産性が上がる

受け身の姿勢で取り組むよりも、能動的に働くことで参画意識が高まり、やりがいや責任感を感じることができます。従業員の業務に対する満足度やモチベーションの高まりによって、業務生産性の向上も期待できるでしょう。

・業務の効率化につながる

ジョブクラフティングによって、従業員が自分の役割を認識するなかで、実務における無駄が省かれて業務が効率化されていきます。

・アイデアが生まれやすくなる

業務に能動的に取り組むようになることで、新たなアイデアも生まれやすくなります。新製品の開発や新事業の提案などへも繋がる期待が持てます。

ジョブクラフティングの実践方法

ジョブクラフティングを企業で推進していくためには、社内研修の実施が効果的です。
まずは、ジョブクラフティングに関する基礎知識を従業員へ伝え、具体的事例として仕事への取組みの工夫や考え方の転換についての知識の理解を深めるようにしましょう。
その後、実際の業務ではどのような工夫ができるのか、グループワークで話し合いを行います。
最後に、従業員各自でジョブクラフティングへの取り組み計画をたてるようにします。
 
このような研修を実施するほかにも、従業員がジョブクラフティングに取り組みやすいように、上司が部下の仕事の細部までに口を出さない風土作りも大切です。従業員にある程度任せつつ、報告を適宜受けるなかで情報共有して必要に応じて軌道修正を行っていきましょう。

指示・命令による受け身の業務ではなく、働く人が自身の意思で能動的に業務にあたることで、従業員のモチベーションやパフォーマンスの向上につながります。
 
企業の理念や求める姿を浸透させ、従業員の価値観を共有し心理的安全性を確保できるよう、社内コミュニケーションを積極的にとっていくようにしましょう。

研究開発職の派遣人材はRDサポート人材派遣にお任せ下さい

弊社では、創業より食品、創薬・製薬・臨床、化学分野に特化した研究開発職の派遣サービスを行って参りました。
 
これまで長きにわたり理系人材と接してきた強みを生かし、人材不足に関するお悩みはもちろん、理系求職者の動向や離職防止等に関するノウハウの提供、派遣法をはじめとした人材関連法規に関する説明会・セミナーの実施など、人事・採用に関するご相談を承っております。
 
人材・採用に関するお悩みをお持ちの企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。



CATEGORY


ARCHIVE


RECOMMEND


人材に関する問い合わせ、ご相談はRDサポート人材派遣

TOP