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HR COLUMN

人事向けコラム

2024.02.09

その他

Z世代の社員とコミュニケーションを活性化するには? 3つのポイントと注意点


企業内でZ世代の割合も高まりをみせる昨今、Z世代の社員とのコミュニケーションを難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
 
そこで今回は、Z世代との接し方に悩む管理職や先輩社員に向けて、Z世代の強みを引き出す接し方のポイントをご紹介していきたいと思います。

Z世代の特徴

Z世代とは、1990年代半ばから2010年代初頭に生まれた世代のことで、現在の新入社員の主要な層にあたります。Z世代との接し方を考えるなら、まずはZ世代が育った環境を振り返り、Z世代の特徴をよく理解しておく必要があります。

1.ネットリテラシーが高い

デジタルデバイスは幼い頃から活用していたことから、高いネットリテラシーを持っています。
そのため、勤務先のIT環境の遅れや電子機器の古さに対して、強いストレスを感じやすいのが特徴です。

2.SNSによる広い繋がり・情報を有している

多くのZ世代は、SNSを利用した広い繋がりを持っています。
自分のことをオープンに開示するほか、海外の情報も容易に集めるなかで、子どものころから災害やテロ、戦争などの情報にも触れ、社会問題にも関心を持っている人は多いです。

3.多様性を受け入れ、自分らしさを重視する

Z世代は、幅広い情報を得るなかで、多様な価値観を受け入れる大切さを知っています。
自分の価値観も大切にし、慣習に捕らわれることなく、自分らしい仕事との関わり方を優先する人が多いです。
出世よりもプライベートを重視し、ワークバランスに敏感なのもZ世代の特徴です。

Z世代の強みを引き出すコミュニケーションのポイント

1.相手の価値観を尊重する

プライベートを重視するZ世代には、仕事第一という考えで接するのではなく、相手の価値観やプライベートを尊重するようにしましょう。Z世代の価値観を否定せず、その価値観を活かせる方法を考えるとよいでしょう。

2.コミュニケーションを積極的にとる

Z世代の理想の上司像は、リーダーシップ力よりもコミュニケーション力だと言われています。
苦手意識を持たずに、グループチャットなどでオープンに意見を言い合える場を用意し、Z世代のアイデアや意見を聞き出すようにしましょう。

3.指示は目的と評価をしっかりと伝える

Z世代は、指示された仕事の意義や目的によってモチベーションが左右されます。どのような目的や効果があるのかを合理的に説明をするようにしましょう。
SNS慣れしたZ世代は承認要求が高いことから、努力に対してこまめに褒めるなどの評価・反応を表すことも大切です。

Z世代とのコミュニケーションの注意点

Z世代が嫌がるコミュニケーションについてもチェックしておきましょう。

1.部下の意見を聴かない

Z世代の多くは、部下の意見を聴かない上司に不満を抱いています。
一方的に指示するだけでなく、相手への傾聴姿勢を意識しましょう。

2.古い慣習や行事参加を強制する

相手の価値観を尊重し、慣習を押し付けないことが大切です。
プライベートを重視するZ世代には、飲み会や休日の会社行事などの参加を強制することは避けましょう。

3. Z世代を一括りにする

「Z世代だから~」など、Z世代を一括りにして評価するのもNGです。Z世代の特徴を傾向として理解するのは大切ですが、多様性を理解している分、個の正確や特性の違いへの理解を求めています。
Z世代社員の個人、一人ひとりを見て接するようにしましょう。

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