2023.09.15
その他
プレイングマネージャーの役割とは? 管理職との違い
「プレイングマネージャー」という言葉をよく耳にします。
プレイングマネージャーのポジションを設置していない企業はもとより、設置している企業においても、そのポジションの役割や企業にもたらすメリットについて、明確には理解していないかもしれません。
そこでこの記事では、プレイングマネージャーについて解説していきたいと思います。プレイングマネージャーの意味や役割、一般的な管理職との違い、設置するメリットについて、この機会にしっかりと理解しておきましょう。
プレイングマネージャーとは?
プレイングマネージャーとは、現場にて業務にあたる「プレイヤー」と、部下を管理する「マネジャー」との、両方の担う人を指します。
近年、課長層にあたる従業員において、プレイングマネージャーとして企業に貢献する人が増加傾向にあります。
プレイングマネージャーの役割 管理職との違いは?
プレイングマネージャーは、組織のメンバー中の一人のプレイヤーとして個人の売上などの成果を上げながら、チーム全体の目標を達成させる責任を担っています。
チーム全体の成果を上げるためには、管理職として部下の指導や育成といった役割も担います。また、チーム全体のモチベーションを上げ、一致団結させるといったリーダーとしての役割や、チーム目標への進捗管理を行うなど、マネジメントの役割をも担います。
マネジメントの業務を中心に行う管理職と異なり、プレイングマネージャーはプレイヤーとしての役割をも同時に担うことが、プレイングマネージャーと管理職の異なる点です。
プレイングマネージャーを設置するメリット
1.人件費の削減
プレイングマネージャーというポジションを設置することで、管理職を売上に直結するプレイヤーとしても活躍させられるため、企業にとっては人件費の削減に繋がります。
2.現場の声をマネジメントに活かせる
プレイヤーとして活躍しながらマネジメントを行うことで、現場の声をマネジメントに活かしやすくなります。企業にとっても現場の声を把握しやすくなり、スピード感のある判断を下せるようになります。
3.部下の育成に繋がる
プレイングマネージャーは、プレイヤーとして成果を上げながら部下育成をも担うため、部下は間近でノウハウを吸収することができます。また、プレイングマネージャーはチーム全体で成果を上げるために、部下への指導が必須となるため、部下の育成にも力が入るでしょう。
プレイングマネージャーの意味や役割、一般的な管理職との違い、設置するメリットについて紹介いたしました。
プレイングマネージャーの役割は多く、負担も大きくなりがちです。一方で、プレイングマネージャーを設置することで、企業にもたらすメリットは大きく、導入する企業は増加傾向にあるようです。
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