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HR COLUMN

人事向けコラム

2023.09.01

採用

障がい者雇用の新卒採用で押さえるべきポイントは?


平成28年からの改正障がい者雇用促進法により、企業における障がい者の法定雇用率の引き上げや精神障がい者も対象として加わるようになりました。障がい者雇用への体制の見直しについて、必要性を感じているという企業も多いのではないでしょうか。
 
そこで今回は、障がい者雇用の法定雇用率の達成を目指し、企業側で行いたい対策として、障がい者の採用基準の設定のコツ、そして安心して働ける環境づくりのポイントについてご紹介します。

障がい者の採用基準の設定のコツ

障がい者を採用する基準については、以下の3点についての注目が重要です。

1.心身の安定

日常的な不安感やイライラがある、心身の安定において急な変化が起こるなどがある場合は、その都度作業が中断してしまったり、周囲とのトラブルが起こりやすくなったりします。
心身の安定が困難な場合は、日常における健康管理への懸念も生じるため、雇い入れは容易ではないかもしれません。

2.職場環境にマッチしているか

障がい者雇用では、障害の内容が職場環境とマッチしているかどうかについてのチェックは重要です。
エントランスを含めた職場までの動線、デスク周りやトイレなども含めて、現在の職場環境で障がい者が無理なく就労できるかどうかを確認しましょう。

3.業務内容がマッチしているか

本人の特性や症状などが業務内容とマッチしているかどうかについてもチェックも必要です。
雇用するからには無理なく長く続けてもらいたいものです。障害への負担が大きくならないよう、しっかりと確認するようにしましょう。

障がい者が安心して働ける環境づくりのポイントと注意点

1.職場内の動線を含めた環境整備

  • 車椅子に対応したバリアフリー化
  • 階段に手すりをつける
  • 視覚障がい者に対応できるよう廊下のライトを明るくする

2.席の配置

  • トイレに近い席にする
  • 周囲の床に物を置かないようにする
  • 適切な空調を意識する
  • 喫煙場所からの影響を受けない場所にする

3.通勤への配慮

  • 車通勤を認める
  • 障がい者専用駐車場を設ける
  • フレックスタイムを導入し、通勤ラッシュを避けられるようにする
  • テレワークを選択できるようにする

4.調整が可能な業務体制

心身の調子によって、業務への影響が起こりやすいため、周囲のメンバーと業務量を調整しながら行えるよう、柔軟な業務体制を心がけましょう。

障がい者の採用基準の設定のコツ、そして安心して働ける環境づくりのポイントについて解説いたしました。
 
採用基準を満たしているかについては、実際に業務にあたってみないとわからない点もあるため、本人が大丈夫だと感じていても、実際に業務をはじめてみると無理が生じることもあるので、注意が必要です。雇用してもすぐに辞めてしまうのを防ぐためには、体験の場を設けるのもよいでしょう。
 
また、雇用間もない間は、こまめに面談などを行い、本人への状況確認やフォローを行うとともに、周囲のメンバーへの理解を求めるようにしましょう。

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