2023.08.18
その他
人事の仕事では「自己開示」が重要? 活用のメリットを紹介
人事担当者のなかには、従業員とのコミュニケーションについて悩んでいるという声を聞くことがあります。
従業員の本心を確認したい、従業員の悩みに対してアドバイスをしたいなど、本音を聞き出したい場面は、人事の仕事をしているなかで、幾度か直面することがあるでしょう。
従業員とのコミュニケーションに悩む方には、自己開示が少ないという原因が考えられます。自己開示は、心理的な距離感を縮める効果があり、人事担当者が従業員との信頼関係を構築するのにも役立ちます。
そこで今回は、自己開示とはどのようなものか、人事に活かすメリットについて紹介していきたいと思います。
自己開示とは?
自己開示とは、自分に関する情報を率直に相手へ伝えることです。自分に関する情報とは、物事に対する意見や考え方、嗜好や悩みなどさまざまなものを含みます。
こちらからフランクに自己開示を行うことで、相手が話しやすい状況を作ることができ、相手も自分のことを話してくれやすくなります。
自己開示は相互理解を深めるとともに、自分は相手を信頼しているというアピールにも繋がるので、相手との信頼関係を構築しやすくなります。
人事の業務における自己開示のメリット
ビジネスの場において人事担当者から自己開示をしていくにより、業務上さまざまなメリットがあります。
1.従業員との人間関係の構築
人事担当者が従業員に対して自己開示を行うことで、相手の本心を知ることができ、より踏み込んだ話がしやすくなります。業務上や社内の人間関係において、悩みやストレスを抱えていないかどうか、また悩みに対してどのように考えているのかなど、相手の考えや希望を知ることもできるので、人材育成や人員配置などに役立ちます。
2.従業員が安心して働くことができる
人事担当者が従業員に対して自己開示を行うことで、従業員と信頼関係を結ぶことにも繋がります。従業員にとって信頼のおける人事担当者の存在は、会社での勤務を続けるうえで大きな安心感となるでしょう。
多くの従業員が安心して働ける環境は、社員の定着や会社全体の生産性向上にも繋がります。
3.採用活動に役立つ
人事担当者が採用の場で応募者に対して自己開示を行うことで、応募者の本質を確認することができます。
採用時の面接の場などにおいて、応募者の本質を見極められれば、採用活動に大きく役立ち、自社が求める人材確保に繋がるでしょう。
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