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HR COLUMN

人事向けコラム

2023.07.28

採用

人材不足の解消方法とは? 改めて解決策を知ろう


ある推計によると、2030年の我が国の労働市場では、7073万人の労働需要に対して見込める労働供給が6429万人と予測され、644万人もの人手不足に陥る見通しとなっているようです。
 
人材不足が加速する中で企業が生き残るためには、なるべく早く人材不足解消への手を打つ必要があります。
 
そこで今回は、あらためて人材不足が進む原因について解説し、人材不足解消に向けて2023年にできる解決策について、ご紹介したいと思います。

人材不足になる原因について

1.少子高齢化が急速に進んでいる

日本は世界のなかでも少子高齢化が急速に進んでいる国だというのは、よく知られている通りです。
総人口は2008年を境に減少していますが、生産年齢と言われている15〜64歳の人口は1995年からすでに減少し続けています。

2.労働力が求められる職業に偏りがある

人材不足が顕著となっている職業には、偏りがあります。
厚生労働省の発表によると、医療・福祉、建設業、運輸業・郵便業においては、特に人手不足が顕著となっているようです。また、帝国データバンクの調査によると、IT化が進むなかでIT業界においても人材不足の状態が深刻化しています。
 
いっぽうで、一般事務、会計事務、運搬、清掃等の職業については、人材の余剰が発生しており、職を求めながらも就職できない人もいます。
 
このように、求職者の能力と労働力が求められる職業とのアンマッチが起きているのも、人材不足を招く原因となっています。

人材不足の解決方法 2023年にできることは何?

1.雇用方法や人事制度を見直す

生産年齢人口の減少を補うには、65歳以上のシニアや女性労働力の参加が鍵となると言われています。
そのため、シニアや女性にとって働きやすくなるよう、働き方の多様性を意識して、雇用制度や人事制度を見直すことが大切です。

2.業務効率化に向けてITを取り入れる

近年では、AIを含むITの技術進歩により、ビジネスにおいて効率化につながるさツールにもさまざまなものがあります。自社の状況に合わせて、ITテクノロジーを取り入れられる部分には早めに取り入れ、業務効率化を図りましょう。
 
身近なところでは、会計ソフトやチャットツールの導入などでも、業務効率を改善させ、生産性を上げることができます。

3.教育環境を見直し整備する

人材不足解消には、採用した人材を社内でスキルアップしながら定着させることが大切です。人材不足が進むと、専門的なスキルを持った優秀な人材確保が困難化するからです。
 
入社後に、無駄のない教育プログラムを開始し、職場に合ったペースで継続することで、従業員のモチベーション維持や満足度向上を図りましょう。

4.外部リソースの活用

必要となる人員数に波がある場合は、すべてを正社員で補うよりも、外部リソースの活用をおすすめします。
 
正社員の場合は、給与のほかに福利厚生費や法定福利費などを含めて、多くの人件費がかかりますが、クラウドソーシングなどの受託企業やフリーランスなどの外部リソースの活用によって、人手不足を解消しながら人件費の削減にも繋がります。


 
人材不足の原因と、2023年にできる解決策についてご紹介いたしました。
 
人員不足だからといって、今までの求人レベルを下げてしまうのはおすすめできません。解決策の中から、出来ることについて早めに手を打つことで、優秀な人材確保にも繋がっていくでしょう。

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