2023.05.12
採用
インターンシップ企画のコツとは? 学生が求める内容
採用活動の一環としてインターンシップを企画しても、実際に採用にまでなかなか結び付かないと悩まれる人事担当の方も多いのではないでしょうか?インターンシップを開催するなら、できるだけ選考に繋げられるような内容にしたいものです。
そこで今回は、学生がインターンシップに求める内容や成功のコツ、よくある失敗例等を紹介いたします。
インターンシップに学生が求める要素とは?
今の学生はインターンシップへの参加を目的とするだけではなく、インターンシップへの参加を通して業種や業務について具体的な内容を知りたいと考えます。そのため、参加するインターンシップは個別の企業への参加というよりも、業種やプログラム内容から選別しえて参加を決める傾向があります。
ある「インターンシップと就職活動」に関する意識調査によると、文系・理系の学生ともに、夏季休暇を利用した、2~3日タイプが最も望まれており、次に半日~1日タイプを望む声が多いようです。
いっぽうで理系の学生の中では、1週間程度のインターンシップを望む割合も多くなっており、長期間のインターンシップに参加することで、より実践的な体験を求めていることがわかります。
インターンシップのよくある失敗例
1.学生に自社の魅力が伝わらない
学生の視点に立って自社の魅力を伝えるということは、意外とできていない企業が多いようです。
自社の魅力に関するメッセージが独りよがりで学生にとって魅力的に映らないと、いくら自社をアピールしても学生には伝わりません。自社の魅力が学生によって響くものとなるよう、アプローチを工夫する必要があります。
2.他社との差別化を図る
学生にとっての学びを重視した参加プログラムを企画して学生から好印象を得たものの、選考に繋がらないというケースも少なくありません。
残念ながら、インターンシップを通して学生が学びを得た企業が就職先の対象となるわけではありません。参加して勉強になった、と学生が感じても、他社との違いが分からない状態がこのような結果を招きます。
同じ業種の中でも自社でないと得られない経験についてしっかりとアピールし、就職先の有力な選択肢として印象付けることが大切です。
インターンシップ成功のコツ
インターンシップを通して、自社が求める人材の採用へと繋げようとするならば、学生が「この企業なら自分が価値をもって仕事に取り組める」と感じられる場とすることです。
理系の学生の中でも特に研究職に向けて行う場合は日数を長めに取り、実際にものづくりや実験作業、データ分析などを通して自社でしか得られない体験をさせることで、自社の魅力を実感してもらうことを心がけましょう。
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