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HR COLUMN

人事向けコラム

2023.02.03

採用

依頼するならフリーランスと自社人材のどちらが良い? 外注と人材育成の違いとは


近年では人材活用の一つの手段として多くの企業がフリーランス外注を活用しており、2020年では約4割に達しているというデータがあります。また別の調査においても、フリーランス外注を行った企業の9割が「効果的だった」と感じており、これからも多くの企業が取り入れると予想されています。
 
そこで今回は業務の一部外注化を検討する企業に向けて、フリーランスに仕事を外注するメリット・デメリット、対して自社人材を育成するメリット・デメリットを紹介し、外注に向いている仕事かどうかの判断基準について解説したいと思います。

フリーランスに仕事を外注するメリット・デメリット

<外注化のメリット>

1.一時的な人材確保

突発的な業務が発生した際など、社内の人材のみの対応が難しい時に、外注で人材確保が可能です。外注では業務案件ごとで依頼できるので、人件費の無駄がありません。また、繁忙期だけの人手不足を補うこともできます。

2.即戦力やスキルを活用できる

フリーランス外注では、業務の専門性やスキル・ノウハウを伴う人材の確保が可能です。フリーランスに依頼することで、専門性やスキルを持つ即戦力を確保できます。人材を育成せずとも、はじめからハイレベルな作業を依頼することができます。また、社内に客観的な視点を取り入れることもでき、新しい展望が開ける可能性もあるでしょう。

3.社内人材がコア業務に集中できる

突発的な業務が発生した時、フリーランスに依頼することで、社内の人材がコア業務に集中できます。社内の人材を本来の業務に特化させるためにも、一部の業務をフリーランスに外注することで業務効率化に繋げられるといったメリットもあります。

4.費用削減につながる

外注化を行うことで、人件費や設備費を「固定費」から「変動費」へと節減することができます。採用活動や研修費などの費用も削減できます。たとえば動画編集など新たな機材コストがかかるものについても、外注にすることで余計な費用がかかりません。

<外注化のデメリット>

フリーランス人材は、業務に対する専門性を持っていても、社内における共通認識や方向性などについての認識は持ち合わせていません。信頼関係を構築しつつ、業務の進め方や成果に求めることなどの認識のすり合わせに時間がかかりがちです。
 
求めるフリーランス人材を見つけるのに時間がかかったり、せっかく見つけてもフリーランス側の事情により外注を継続ができないといったケースも起こり得ます。また、外注の人件費が正社員よりも高くなる場合もあるでしょう。

自社人材を育成するメリット・デメリット

<自社人材育成のメリット>

自社人材を育てることで、育成されたスキルやノウハウ自体が会社の財産になります。プロジェクトが成功した後、さらなるプロジェクトへの発展も見込めるかもしれません。

<自社人材育成のデメリット>

自社人材を育てるためには、一定の費用も時間もかかります。上手く底上げするためには、その業務やスキルを熟知した人材を中途採用などで新たに雇用する必要性もあるでしょう。また社内人材のコア業務に負担がかかる傾向も否めず、長時間労働や過重労働への懸念も起こります。

外注化する判断ポイント

業務を外注化する判断については、以下の点に着目するとよいでしょう。

  1. コア業務と異質な業務が存在し、それがコア業務をひっ迫しているかどうか
  2. 専門性が必要な業務があり、社員のレベルアップにコストや時間がかかるかどうか
  3. 人手が必要なのは一定期間に限られるかどうか

フリーランス外注を行った結果、社員の過重労働を回避して生産性が上がったケースも多いようです。企業にとってメリットの多いフリーランス外注を上手く活用し、会社の維持存続に繋げていきましょう。

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