2022.06.24
採用
優秀人材を獲得! 「社会人インターン」を実施するメリットとは?
学生を受け入れるイメージが強い「インターン」。近年では「社会人インターン」を実施する企業も増えつつあります。
ここでは社会人インターンと学生向けインターンの違いや、社会人インターンを導入するメリットをご紹介します。
社会人インターンと学生インターンの違いは?
社会人インターンは、文字通り「社会人としてすでに就業している人」をインターンとして迎えることを指します。学生インターンと比較するとどのような違いがあるのでしょうか?
- 社会人インターンは時給が発生する場合がほとんど
- 学生インターンは平日が中心、社会人インターンは土日や遅めの時間が多い
学生向けの場合でも有給インターンは存在しますが、時期や内容によっては無給で開催するケースも多くみられます。一方社会人インターンは、時給1,000円ほどの有給インターンである場合が大半です。
また、学生インターンは平日開催が中心ですが、社会人インターンは土日や夜の開催が多く見られます。これは、本業の仕事との両立を考慮しているためです。
社会人インターン導入のメリットは?
社会人インターンを導入するメリットは以下の3つです。
【社会人インターンのメリット】
- 人材獲得につながる
- 会社と参加者双方のミスマッチを防げる
- 既存社員にとって刺激になる
人材獲得につながる
社会人インターンに参加する人は「その企業に興味があり、一度働いてみたい」という思いを持っている場合がほとんど。正社員としていきなり応募するのはハードルが高く感じますが、インターンであれば気軽に参加しやすくなります。人材獲得のチャンスが増えるのは、企業にとっても大きなメリットです。
会社と参加者双方のミスマッチを防げる
社会人インターンには、正式な転職後の「ミスマッチ」を防ぐメリットもあります。参加者側は実際に働いてみてから入社するかを決められますし、企業側も業務を通じて働きぶりや相性を確認したうえで、自社に誘うかを決められるのです。
既存社員にとって刺激になる
企業の内部環境が長く変わらない場合、マンネリ化によって社員のモチベーションが下がる場合も多いでしょう。外部の人材をインターンとして受け入れることで新たな交流が生まれれば、社員の大きな刺激となります。
社会人インターンを実施する際のポイント&注意点
社会人インターンを実施する際は、以下のポイントと注意点を押さえておきましょう。
インターン受け入れ部署・担当者の負担を考慮する
社会人インターンを実施する際には、担当者の負担を分散させることが重要です。
外部の人物をインターンとして受け入れるには、準備の手間とコストがかかります。特定の部署だけに仕事を降ってしまった場合、通常業務+社会人インターンの受け入れで業務がパンクしてしまうおそれもあるのです。負担が偏らないよう、配慮を行いましょう。
社会人インターンのタイプに応じた内容を設定する
社会人インターンにはさまざまな期間のタイプがあります。
- 長期インターン:数ヶ月~半年程度。参加者の仕事ぶりを、時間をかけながらチェックできる
- 短期インターン:数週間程度のインターン。フルタイムで働く場合も多い
- 1日インターン:セミナーやワークショップなど。気軽に参加できるのがメリット
長期や短期(フルタイム)インターンの場合、参加者に体力的負担がかかりやすい点に注意です。企業側もフォローをしてあげましょう。
補償や禁止事項について決めておく必要がある点に注意
また、社会人インターンを行う際には「補償」についても決めておく必要があります。
社会人インターンの参加者が自社の設備を壊してしまったり、機密情報を漏洩してしまったりすると、人材獲得どころではなくなってしまいます。社会人インターンを行う前に、必ず禁止事項や補償の規則を決めておきましょう。
社会人インターンには企業・参加者の双方にメリットがあります。その一方で、担当部署の負担、補償など注意したい点も。社会人インターンをうまく活用し、優秀な人材の獲得を目指しましょう。
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