【面接官向け】オンライン面接のポイントとは？　どのような点を押さえるべき？

新型コロナウイルスの影響により、従来の対面型からオンラインでの面接へと切り替える企業が増加しています。
 
今後は主流になっていくと予想されるオンライン面接ですが、もし自分がオンライン面接の面接官となった場合、どのような点に気を付ければよいのでしょうか？
 
ここではオンライン面接の担当経験がない方に向けて、オンライン面接で気を付けるべきポイントを解説します。

オンライン面接で気を付けたいポイントは？

自社に応募してくれる学生や求職者は、潜在的・将来的な顧客にもなりうる存在です。相手に失礼がないよう、オンライン面接の際には以下の3つを意識しましょう。

面接官としての心構えは対面と同じ！

オンライン面接といっても形式が対面面接とは異なるだけで、「面接」には変わりありません。そのためオンラインだからといって気後れせず、いつも通り応募者の本音を引き出しながらスキルや志向、ビジョンなどを見極めていけばよいのです。また企業の顔という自覚を持ちながら接することで、応募者からの印象も良くなるでしょう。

身だしなみをきちんと整えておく

オンライン面接は直接の対面がないので油断しがちですが、見た目がだらしないと企業への印象も悪くなってしまいます。面接官は対面面接の時と同様、身だしなみをきちんと整えたうえで面接をおこないましょう。

安定したネット環境・PC周辺機器を用意して臨む

オンライン面接はネット環境やカメラ、マイクなどに不具合があるとスムーズに進行しにくくなってしまいます。会議室やメインフロアから離れた部屋、コワーキングスペースなどでオンライン面接をおこなう場合は、必ず事前に接続テストをおこなって問題ないかチェックしておきましょう。

オンライン面接中に面接官が心掛けるべきポイントは？

オンライン面接では応募者となる学生や求職者の緊張をほぐし、自企業の魅力を伝えることが大切です。いざオンライン面接がスタートしたら、次の4つを心掛けるようにしましょう。

ツールの使い方を最低限説明

応募者の中にはオンライン面接に使うツールを使い慣れていない人もいます。そのため、面接の始めや終わりにツールの使い方を軽く説明しておくことをおすすめします。なお、面接終了後は応募者に気を遣わせないよう、面接官から先に退室するのがスマートです。

会話中のリアクションは少しオーバーに

オンライン面接では感情の変化を読み取りにくいため、会話中のリアクションは少しオーバーなくらいがちょうどよいです。話に頷いて相槌を打つなど、「あなたの話を聞いている」というアピールは欠かさないようにしましょう。
 
また、こちらが話す場面では画面ではなくWEBカメラのほうを見ると目線が合いやすくなります。PC付属のカメラを使わない場合は、PC画面に近い場所（奥など）に設置するとよいでしょう。

アイスブレイクを長く取る

オンライン面接は直接対面するのに比べて、緊張がほぐれにくいといわれています。そのため、アイスブレイクの時間を長めに取り、応募者の緊張をほぐしてあげることが大切です。こうすることで応募者の本音が引き出しやすくなります。

動画共有などで企業の雰囲気を伝える

企業に来てもらう対面面接と異なり、オンライン面接は企業の雰囲気がわかりにくいのがウィークポイントです。そのため動画共有などで社内を撮影した映像を見せるなどの工夫をしてみましょう。

オンライン面接を活用し、新たな戦力を獲得しよう

オンライン面接には、いままで手の届かなかった地域にいる人材を獲得するチャンスが生まれるなど、さまざまなメリットがあります。またオンライン面接を行っている企業は、応募者からも良い印象を持ってもらえます。
 
オンライン面接をスムーズに進めたい方は、面接時のフローをしっかりと作成しておくとよいでしょう。これからの時代の新たな戦力を獲得するためにも、ぜひ採用活動にオンライン面接を活用してみてはいかがでしょうか？

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