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HR COLUMN

人事向けコラム

2021.09.03

その他

新人教育をする際に押さえておきたいポイントについて


新入社員は適切に教育をすることで企業の強力な戦力となってくれます。しかしながら、少し前まで学生であった新人を教育するのはなかなか大変なもの。新人教育を効果的・かつ効率的に進めていくには、どのような点に気を付ければよいのでしょうか。
 
本記事では新人教育をするうえで知っておきたいポイントや、注意点についてお話します。

新人教育の目的とは? スキルや意識の育成が重要

そもそも新人教育とは、学生であった新入社員に対し「業務で必要なスキル」や「社会人としての意識」を身に着けてもらうことが目的です。こうすることで企業の業務で貢献してくれる「戦力」に育てることができます。
 
新人が順調に育っていけば、既存社員を助けるとともに企業の生産性向上が期待できるでしょう。

新人教育で大切なポイントと注意点は?

新人教育では以下のポイントを押さえつつ育成をおこないましょう。また、新人教育を進める際には注意点もあります。教育担当者は、それぞれをしっかりと理解した上で新人に指導することが大切です。

新人教育のポイントは?

・質問しやすい環境づくりをする
入社したての新人はとても緊張しており、中には「聞きたいことがあるけれどなかなか聞けない」という新人も珍しくありません。しかし社内で新人が質問しやすい環境が形成されていれば、学習スピードもアップします。質問しやすい環境づくりのためには、部署の管理職が主導して教育担当者の業務量を調整するとよいでしょう。
 
・新人の理解度や能力を把握して指導する
既存社員は「新人」とひとくくりにしがちですが、新人はそれぞれ違う人間です。能力や理解のスピード、目標にも個人差があります。教育担当者は新人の理解度や能力に合わせて指導ペースを変えるようにしましょう。また、目標があるのであれば達成できそうな課題を与え、スモールステップで達成感を持ってもらうことも有効です。
 
・仕事の目的や意味、背景を伝えてから業務を教える
新人に対し「目の前の業務」を教えるだけであれば簡単です。しかしそれではその業務を遂行する意味や目的がわからず、ただ作業をこなすだけになってしまいます。こうした指導方法はモチベーションが低下しやすいのです。
 
仕事を教える際には、仕事の目的や意味、背景を伝えたうえで細かな作業を教えるようにしましょう。こうした教え方を続けることで、新人はやる気を維持しやすくなりますし、成長にもつながります。

新人教育の注意点やNG行動とは?

・感情的に叱責しない
新人が好ましくない言動をした場合に感情的に叱責するのは絶対に避けましょう。強く言いすぎれば委縮してしまいますし、パワハラとみなされることもあります。また、勢い余って人格否定をしてしまえば、信頼関係にも影響が現れます。あくまでも「行動」「発言」に対して冷静に注意をすることが大切です。
 
・あいまいな指摘、フィードバックを避ける
新人の行動に対し「それはダメ」「良くない」などのあいまいな指摘・フィードバックは避けましょう。新人の成長につながらないばかりか、モチベーションを下げてしまうだけになってしまうからです。指摘やフィードバックをおこなう場合は改善点やヒントをセットにして伝えましょう。

新人教育では信頼感の構築も大切! ポイントを押さえて育成しよう


新人教育をする際には、新人が質問しやすい雰囲気づくりを心掛けることが重要です。さらには「分からないことも質問しやすい」「自分を歓迎してくれている」と感じさせ、信頼関係を構築することも重要です。
 
直接の教育担当者は新人教育のポイントをしっかり押さえておくとともに、管理職は教育担当者のフォローを怠らないようにしましょう。

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