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HR COLUMN

人事向けコラム

2021.06.25

採用

スキルがアップする!「面接官トレーニング」の効果や方法


「面接官によって評価基準が違うため、ミスマッチが起きている」「面接で良い印象を持たれず、選考後から内定後の辞退が多い」など、面接に関する悩みを抱えている企業は少なくありません。その原因のひとつに「面接官のスキル不足、または個々にバラつきがある」というものが考えられます。
 
こうした面接における課題を解決する方法が『面接官トレーニング』です。ここでは面接官トレーニングの効果や、主な方法などをご紹介します。

面接官トレーニングの効果とは?

面接官トレーニングとは、座学やロールプレイなどにより面接スキルを向上させるトレーニングを指します。トレーニングにより面接スキルを磨くことで、次のような効果が得られます。

面接の精度を上げ、ミスマッチを防ぐ

面接官の勘や主観を判断基準として採用をおこなうと、人によって採用基準に大きなバラつきが生じます。その結果、本来求めていた要素にそぐわない人材が入社してしまい、ミスマッチを起こすのです。
 
しっかりと採用基準を作り込んでいても、面接官のスキルが伴っていなければ意味がありません。トレーニングにより応募者をリラックスさせつつ必要な情報を確実に聞き出せるスキルを獲得すれば、面接の精度も向上します。その結果ミスマッチを防ぐこともできるのです。

会社に好印象を持ってもらえる

面接では面接官が応募者をチェックするだけでなく、応募者からも見極められています。つまり面接官の印象が悪ければ、採用されても辞退や早期離職につながる可能性が高くなるのです。
 
仮に採用に至らなくとも、面接官の対応が良ければ応募者が周囲の知人に「会社についての良い印象」を語るなどして、イメージアップにつながるでしょう。

内定辞退を防ぎ、志望度をアップする

内定をもらっても他の企業に向けて就職活動を続ける学生は多いです。その際の志望度は、会社への印象が大きく作用します。面接官の対応が応募者にとって誠実で魅力的であるほど、内定辞退の可能性が低くなるのです。
 
また、面接官が応募者の強みや魅力を言語化して伝えたり、会社の仕事や待遇などについてオープンに情報開示したりすることで、志望度を上げることもできます。

面接官トレーニングの内容&面接官に求められるスキル

面接官トレーニングの種類には座学やロールプレイ、書籍での学習などがあります。
 
座学では講義形式で面接の目的や役割、マナーなどの知識を学びます。
 
ロールプレイでは、面接官役として応募者と実際に対面した際のアイスブレイクの方法や質問の深堀り方法などを実演します。ロールプレイは、座学だけでは身に付けられない実践的なスキルが身に着くため、面接官トレーニングには必須です。また、この2つの方法で補いきれない知識は書籍を読むことで得られます。
 
面接官には好感の持てるマナーや応募者をリラックスさせる会話力、そして必要なことを端的に質問する力などのスキルが必須です。こうしたスキルは、面接を繰り返すだけでなく、トレーニングで底上げすることも重要です。
 
特に社歴の浅い社員や、これまで面接に関わってこなかった社員などが面接官となる場合は、あらかじめトレーニングで基礎を作っておく必要があるでしょう。

面接官トレーニングで面接スキルを底上げしよう!


たとえ応募者が採用に至らなかったとしても、縁が巡って他社の社員として共に仕事をする可能性もあります。万が一のことを考えても、好印象を持ってもらって損はありません。
 
採用活動の一環として、面接トレーニングで採用担当者の育成をおこないましょう。

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弊社では、創業以来業界に特化してきた実績とノウハウを活かし、人材の派遣サービスに留まらない多角的なサービスで、貴社の様々な課題解決をサポート致します。
 
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人材・採用に関するお悩みをお持ちの企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。



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