2024.05.31
採用
採用活動で重要な「アトラクト」とは?応募者の心をつかむ秘訣
採用活動の成功には、「アトラクト」(魅力付け)が重要だといいます。
採用フェーズごとに、アトラクトを的確に行うことにより、企業が求める人材の囲い込みに繋がげることができます。
そこで今回は、採用活動におけるアトラクトについて紹介していきたいと思います。
アトラクトとはどのようなものか、そしてアトラクトを意識したい採用フェーズや応募者の心をつかむためのポイントなどをチェックしていきましょう。
アトラクトとは?
アトラクトは英語で「attract」と表し、「引きつける、魅了する」という意味を表します。
採用活動において、企業が候補者へアピールする事柄のなかで、もっとも意識して力を入れたいのがアトラクトとも言われており、的確にアトラクトを行うことにより、応募者一人ひとりの入社への動機づけを強めることに繋がります。
アトラクトは、企業側から一方的に伝えるだけでなく、採用活動を通して候補者と対話を重ねるなかで、応募者へ効果的に伝えることが必要です。
応募者が仕事に求めること、企業や業界へに対する興味や度合いなどに合わせ、臨機応変にアトラクトを行うようにしたいものです。
アトラクトを意識したい採用フェーズ
1.インターンシップ
企業と学生の間で相互理解が深まるインターンシップでは、短期・長期に関わらずアトラクトを効果的に行える場です。
2.会社説明会
会社説明会では企業ホームページなどでは伝わらない生きた情報を伝えることで、候補者へのアトラクトを行います。
3.カジュアル面談・社員懇親会
本選考前に行うカジュアル面談や社員懇親会では、候補者の本音を知るチャンスです。個別に候補者の企業に対する印象を確認し、それに応じたアトラクトを行うことができます。
4.採用面接
面接の場では、候補者が仕事に求めることを踏まえ、企業で活躍できるイメージをしっかりと植え付けられるアトラクトを行うことで、採用決定後に他社に流れることを防ぎましょう。
応募者の心つかむためのポイント
学生は、企業の実際の雰囲気など、ネットでは得られない情報を求めており、得られた新鮮な情報から自分のキャリアプランを想像します。
採用活動において、単調な企業説明やビデオを流すだけでなく、企業が社会に与えている価値観を感じさせる工夫も必要です。
社会貢献を含めた企業価値や自社製品の魅力、企業で働く先輩社員の姿などといった生きた情報を伝えつつ、候補者との距離を縮めて関係性を築きましょう。
関係性が強くなればなるほど、候補者個々に効果的なアトラクトを行うことができ、採用フェーズごとに繋がりや信頼の構築へと繋がります。
また、企業の課題について話してみるのも良いでしょう。課題に対して候補者自らが自身の知識・スキルを活かせる場があることを伝えることも、アトラクトのひとつです。
採用活用におけるアトラクトについてご紹介いたしました。
フェーズごとにアトラクトを工夫し、企業が求める人材の確保に繋げていきましょう。
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