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HR COLUMN

人事向けコラム

2023.11.10

その他

人事DXとは?メリットや進め方、注意点を解説


企業をより良いものしていくためには、人事領域におけるDXが重要だといいます。
 
人事DXによる人事部門からの組織強化戦略は、企業改革のなかでも重要視されるべきで、企業の経営目標達成に大きな役割を果たすことが期待できます。
 
そこで今回は、人事DXとは何か? 人事DXの意味とメリットや進め方、注意点について解説していきたいと思います。

人事DXとは?

DX(Digital Transformation)はデジタル技術を用いた変革を意味し、人事DXとは、人事領域の業務においてデジタル技術を活用しデータ分析や業務効率化を行うことです。
 
従業員の経歴やスキルなどの情報をデータ化して分析することで、人材配置や育成をはじめとする人材管理を最適化・効率化し、また同時に人材採用に向けたデータとしても役立たせることができます。

人事DXのメリット

人事DXのおもなメリットとしては、次の2点です。

1.人事担当者の業務負担の削減

人事領域の業務は、労務管理や社員教育や採用など幅広い業務があり、人事担当者に業務負荷がかかりすぎると、人材管理にミスが生じることもあります。また、人事領域をDX化することで、業務効率化による人事担当者の負担を減らすことができ、その分社員教育や育成に費やすことができるようになるでしょう。

2.人材管理の高度化

従業員のスキルなどをデータ化し分析することで、データに基づいた施策を検討できるようになります。上司による主観的な意思決定よりも、営業成績や研修結果、上司や部下からの多面評価の結果などのデータによる適材適所の配置を実現できるようになるでしょう。

人事DXの進め方と注意点

1.課題の把握と目的の設定

人事DXを進める際は、まずは現状の課題を挙げることです。人材不足、採用、育成、配置、定着、評価制度などにおいて、どのような課題があるのかどうかを抽出し、それに対する目標を設定しましょう。

2.優先順位をつける

1で挙げた課題と目標をすべて一度にDX化しようとせず、取り組みに向けて優先順位をつけます。一緒に解決した方が効率的であるものについては、まとめて取り組むようにしましょう。

3.人事DXを担う人材の確保

人事DXを進めるには、DXに詳しい人材の確保が必要です。経験者の採用も考慮して、社内外から適切な人材を集めましょう。

4.課題解決の方法を決定

取り組む課題に対して現状分析を行い、解決のための方法を決定します。新たなツールやサービスを導入するのか、フローの見直しを含めて検討しましょう。

5.DX化の実施とPDCA

人事DXを実施した際は、効果検証を行い見直しや改善を含めたPDCAサイクルをまわすことが大切です。当初のも目的がどの程度達成できたか、新たに発生した課題はないかどうかなど、よりよいDX化を求めて検証しましょう。
 

人事部門に求められる人事DX化について、紹介いたしました。
 
人事領域のDX化を成功させるためには、全てを一度にデジタル化しようとする必要はありません。トライアルを含めて部分的に実施していくことで、より良いものに近づけていくようにしましょう。

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