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HR COLUMN

人事向けコラム

2023.10.20

その他

インクルージョンとは?意味やダイバーシティとの違い


世の中において多様化の考えが広まるなか、ビジネスの場で重要視されつつある「インクルージョン」。
 
近年ビジネスの場において、ダイバーシティだけでなくインクルージョンの考え方を取り入れることが求められているといいます。
 
そこでこの記事では、ビジネスに求められるインクルージョンとはどのようなものか、なぜビジネスで重要視されるのかについて、ダイバーシティとの違いを含めて解説していきたいと思います。

インクルージョンとは?

インクルージョン(inclusion)という言葉には、「包括」(全体をまとめること)や、「包含」(中に含めること)という意味があり、ビジネスにおけるインクルージョンとは、企業内の人材が個々の能力や個性を尊重し、認め合いながら活躍できている状態を指します。
 
インクルージョンの考え方は、1970~80年代におけるヨーロッパで、移民の増加や産業構造の変化によって失業や貧困が問題視されるなかで展開された施策によってはじまりました。近年では、ダイバーシティの考え方と合わせて、ビジネスに不可欠な企業戦略として重要視されています。

インクルージョンとダイバーシティの違い

ダイバーシティ(diversity)は「多様性」を意味し、ビジネスにおいては性別や学歴、国籍、人種などに捕らわれない多様な人材を活かすことを意味します。
 
少子高齢化によって労働人口の不足が進む日本においても、外国人労働者の労働力活用をはじめとしたダイバーシティの考えは、広く取り入れられるようになりました。
 
しかしダイバーシティの推進は、単なる多様な人材を採用するにとどまってしまうという課題もあり、ダイバーシティとインクルージョンの考え方と合わせて取り入れることが大切だといいます。

ダイバーシティ&インクルージョンが重要視される理由

1.労働力の確保
労働人口不足が懸念されるなかで、人材の属性に拘らない求人は労働力の確保に大きな効果があります。
 
2.グローバル化
国籍の壁を取り払い積極的に外国籍の人材を採用することで、企業のグローバル化につながります。
 
3.SDGsの推進
SDGsが世界レベルで推進されており、企業としての取り組みも求められています。企業におけるSDGsの達成には、ダイバーシティ&インクルージョンの考え方は不可欠でしょう。

インクルージョンの推進によるメリット

1.人材の定着
インクルージョンでは従業員個々の個性を尊重するため、従業員の就労満足度が上がる傾向があり、人材の定着率のアップに繋がります。
 
2.優秀な人材確保
インクルージョンを推進している企業は、従業員個々の個性を尊重するため、優秀な人材を獲得しやすい点がメリットです。
 
3.企業イメージの向上
近年の多様な働き方が求められる動きのなかで、インクルージョンの推進は、企業イメージの向上に繋がります。
 
4.新たな発想
固定観念を排除して、さまざまな考え方を尊重することで、今までにない新たな発想が生まれやすくなります。新商品の開発や新規事業の成功にも繋がっていくでしょう。
 

 
今後、ビジネスの場で求められるのは、ダイバーシティだけでなくインクルージョンを合わせた施策です。
 
ダイバーシティ&インクルージョンの推進によって、多様な人材の個々の能力が適切に発揮できるようになり、企業に大きな効果をもたらすでしょう。

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