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HR COLUMN

人事向けコラム

2023.06.02

採用

Z世代の特徴とは? 部下・新入社員を育成するポイント


近年の新卒世代は、「ミレニアル世代」から「Z世代」へと変化し、今後はビジネスの場においてZ世代の活躍が期待されています。
 
Z世代の価値観や考え方は、ミレニアル世代とも異なる特徴があり、Z世代の新入社員や部下を育成していくなら、それらについて深く理解する必要があります。
 
そこで今回は、Z世代の特徴について解説し、Z世代の部下・新入社員を育成するポイントについて紹介していきたいと思います。

Z世代の特徴とは?

Z世代とは、1996年~2015年生まれの世代を指し、産まれたときから存在するインターネットの活用は当たり前という世代です。
 
多様性を受け入れ、個性を重視するZ世代は、自分の価値観に合うものを選択し、興味のあるものに特化したいという考えを持つ傾向があります。そのため、幅広くいろいろな経験をするよりも、専門的な能力を磨きたいという意向が見られます。
 
いっぽうで、1つ前の世代であるミレニアル世代に比べて現実主義の方が多く、プロセスや経験よりも実力を重視します。年齢や役職よりも成果を評価し、能力のある人を評価するシビアな面もあります。
 
仕事に対しては、収入よりも「やりがい」や「充実感」を重視し、たとえ収入が低くても自分の能力を高めることに意欲を感じます。そのため、業務に役立つ専門知識や技術を身に着けることに力を注ぐことができる人も多いでしょう。

Z世代の部下・新人社員を育成するポイント

価値観を尊重する

多様性・個性を重視するZ世代は、個々の価値観を認め、受け入れてくれる人を好みます。社風や上司の成功経験を押し付けられるのを嫌うので、個々に適した考え方・やり方で成果を挙げる姿勢が大切です。
 
また、Z世代は叱られることに慣れておらず、面倒なことには巻き込まれないように距離を置く傾向があります。
自分の価値観を否定する相手とは、コミュニケーションを維持するのも難しいかもしれません。

個々の特徴に合わせた対応

Z世代は、自分の個性や力を認めて欲しいという気持ちが強いため、個々の特徴に合わせた対応をすることが大切です。「今年の新入社員は・・・」など集団として括られ、個人の努力を見ない上司に対しては、心を開かないでしょう。
 
理系の人は特に専門性を活かしたいという気持ちが強いなど、個々のモチベーションや価値観も異なるため、育成方法についても1on1面談などによって仕事の目的や考え方を確認したり、個々に合った仕事の進め方などを個別で話し合ったりすることで、信頼関係を築いていくことができるでしょう。

距離感に注意する

Z世代は、上司からの距離が近すぎることを嫌がる人も多いので、の距離感にも注意しましょう。
相手の業務をスムーズに行える距離感を意識し、Z世代が求めた時に応えらえる体勢を取りながら、上司からは頻繁に話しかけないようにするのが大切です。

目的を伝え、方法を工夫させる

いっぽうで、細かな指示を出さないと動けないタイプには、自分で考えさせる機会を設けることも大切です。
目的を明確に伝えたうえで、どのように業務を進めていくか、どこまでのチェックが必要か、など具体的な業務方法について考えさせ、個々にあった方法をとらせるとよいでしょう。
 

 
Z世代の特徴と、Z世代の部下・新入社員を育成するポイントについて紹介いたしました。
Z世代の新入社員や部下を育成する立場なら、まずはZ世代の個々の価値観を受け入れてみることで、人間関係を築いけることでしょう。

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