2019.05.31
その他
人事・採用担当者のスキルアップにつながる社労士の資格について
人事や採用担当者をしている方の中には、「何か資格を取ってスキルアップしたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
そのような方におすすめなのが「社会保険労務士」の資格です。通称社労士と呼ばれるこの資格は、人事や採用の仕事に活かせる知識を学ぶことができるため、多くの人事・採用担当者が取得を目指しています。
ここでは、スキルアップを目指している人事、採用担当者に向けて、社労士の資格がどのようなものなのかご紹介します。
社労士とは
社労士とは社会保険労務士の略称で、人事労務や社会保険に関する専門的な知識を持った職種です。社労士になるには資格試験(国家試験)をパスして社労士の国家資格を取得する必要があります。
人事労務や社会保険に関する専門的な知識を問われる試験になりますので、社労士の資格取得に向けて勉強するだけでも仕事に活かせる知識を取得することできるなど、資格をそのまま仕事に活かすことが可能です。
試験は年に1回実施され、合格率は10%を切るほどの難関ですか、人事、採用担当者であればぜひ挑戦しておきたい資格であると言えるでしょう。
人事、採用担当者が社労士の資格を取得するメリット
人事、採用担当者が社労士の資格を取得する(もしくはそれに向けて学習する)ことで得られるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
・仕事に活かせる体系的な知識が得られる
社労士試験で出題されるのは、労働法や社会保険制度など、人事、採用担当者であれば必ず押さえておきたい知識ばかりです。これらについて改めて勉強することで、人事労務に関する知識を体系的に把握することができます。
・転職で活かせる
自分が転職を目指すなどの際に、国家資格である社労士資格は大きな武器になります。人事労務や社会保険の専門的な知識を持っているという証明になりますので、いずれの企業にとっても即戦力が期待される人材になれます。
・独立開業という道が開ける
資格を取得し、資格登録することでフリーランスとして独立、開業するという道もキャリアパスの選択肢に入れることができます。働き方の選択肢が増えるというのも社労士資格取得のメリットであると言えるでしょう。
働きながら資格取得を目指すならウェブ講座がおすすめ
社労士の資格試験は前述の通り、合格率が10%を切る難関ですので、講座を受けて勉強することをおすすめします。しかし社会人として働きながら時間を確保し講座に通うというのは現実的に難しいという方も多いでしょう。
社労士の資格試験講座には、ウェブで受講できるものがありますので、働きながら資格取得を目指している方はそちらを利用してみることをおすすめします。家にいながら受講できるので、忙しい方でも時間を確保しやすいと言えるでしょう。
また、通学講座でも働いている人でも振替授業を行ったり、欠席分をDVDで受講できたりする講座もありますので、自分のライフスタイルに合ったものを探して選ぶようにしてくださいね。
社労士の資格は取得すれば当然大きな武器とすることができますが、資格取得に向けて勉強をするだけでも人事、採用の仕事に活かすことができるものです。
人事、採用担当者でスキルアップを目指しているのであれば、社労士試験の受験を検討してみるといいでしょう。