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INDUSTRY COLUMN

業界向けコラム

2022.10.21

その他

コア人材を育成する秘訣とは? メリットやポイントを紹介


「コア人材」とは、トップマネジメントやその候補に限らず、企業の中核リーダーとしてのポテンシャルを持り、事業の成長や変革のカギとなる人物を指します。
 
企業の業種や規模、フェーズなどによって定義は異なりますが、企業にとって代替えが効かない人材。そのため、コア人材を育成することは企業にとっては重要な課題とも言われています。
 
今回は、企業フェーズごとのコア人材の役割と、コア人材の育成ポイントや定着方法などについて、詳しく解説いたします。

企業成長フェーズごとのコア人材の役割とメリット

社会環境の変化や顧客ニーズの多様化にともない、多くの企業が時代の変化に合わせた経営の転換や事業の効率化、新事業の立ち上げなどに取り組んでいます。そのようななかで、事業を深く理解し判断力が優れたコア人材が存在すれば、企業の事業改革や安定化につなげることができます。
 
では、どのようなコア人材が必要とされているのか、企業のフェーズごとにみていきましょう。
 
1)創業期に必要とされるコア人材
企業の起業時に必要とされるコア人材の要件は、企業組織や制度などが未整備の状態においても、スピード感を持って企業の組織づくりや運営を進めることができる、経営プランに深い理解・共感を持った人材です。
 
2)成長期に必要とされるコア人材
成長期に必要とされるコア人材の要件は、事業拡大に向けて業務効率化、組織力の向上などの労働生産性を高める力のある人材です。社内での人望が厚く、部門間のコミュニケーションがスムーズに行える、マネージャーとしての要素や、問題解決力も求められます。
 
3)発展期に必要とされるコア人材
企業の発展期では、他者と差がつく新たな事業を見据えた行動ができる人材です。企業の強みや特徴を客観的に評価し、市場ニーズを把握分析し、入念に計画や準備を行うことができる人材。さらに、固定概念にとらわれず柔軟な発想力を持ち、長中期的な視野での仕組みができる人材なら、企業の発展や変革が実現することでしょう。

コア人材の育成ポイント

力のある人材が、必ずしも自社事業のコア人材になり得るとは限らず、企業はコア人材となる候補者の発掘・育成に、取り組んでいく必要があります。コア人材の育成ポイントを詳しく見ていきましょう。
 
1)コア人材の定義を決める
まずは今、自社がどのようなフェーズにあるのか、事業の特性を踏まえて今後どのようなコア人材が必要となるのかを見極めます。また、コア人材に適正かどうかの判断材料として「ポテンシャル」と「性格」があります。これらにおいて具体的な人物像と要件を決めましょう。
 
2)コア人材の発掘を行う
人材データにおいて、基礎能力に加えて専門知識や技術力、業務遂行能力、行動特性、ポテンシャル、正確などを含めた詳細についてデータ管理しておくことで、キャリア開発や人材育成プランなども含めてスムーズに行うことができます。
 
3)経営視点の育成促進
社員に経営に関する視点を育成させる機会を与えることは大切です。他部署業務を経験させ組織構造や自社のビジネスへの理解を深めたり、市場状況や財政状況の把握などを習得する機会を積極的に与えましょう。

コア人材の定着方法


 
優秀なコア人材を育成し定着させるためには、必要な研修の機会をたくさん設けることが大切です。企業内だけでなく外部研修に参加する機会も与え、多様な視点から経営知識を習得できるようにします。そして得たスキルを生かす機会も与えることも忘れないようにしましょう。

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