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HR COLUMN

人事向けコラム

2022.02.25

その他

社員の働きがいに影響する「ワークエンゲージメント」とは?


仕事に対し熱意があり、前向きな気持ちを持っている状態の「ワークエンゲージメント」。社員の働きがいや“やる気”に大きく関係するほか、企業にとっては業務効率、生産性などに影響を及ぼします。
 
ここではワークエンゲージメントの概要や、社員のワークエンゲージメントを高める方法をご紹介します。「社員のモチベーションを高めたい」という人事担当者様はぜひご参考にお読みください。

社員のワークエンゲージメントとは?

ワークエンゲージメントは、「仕事に対し熱意を持って没頭し、活力が湧いてくる状態」を指す言葉です。言い換えれば、「仕事に夢中になっていて誇りを感じている。仕事をしていると楽しい」という状態でしょうか。
 
健全なメンタルで仕事に充実感、やりがいを感じている人は、仕事へのモチベーションも高いのです。結果として生産性が上がったり、新たなアイディアを思いついたりといった好循環が生まれやすくなります。

ワーカホリックとの違い

ワークエンゲージメントと似た言葉に「ワーカホリック」があります。しかしその意味は大きく異なり、ワーカホリックは「仕事をやらなければいけない」という強迫観念、焦燥感を強く抱いている状態です。
 
ワーカホリックになっている人は“仕事に依存している”とも言い替えられます。そのためストレスや疲労がたまっても休みにくく、仕事を止めることに常に不安を感じているのです。ワーカホリックの人には過労で倒れたり、燃え尽き症候群になったりする人も少なくありません。

社員のワークエンゲージメントを高める方法

ワークエンゲージメントが高い社員には、業務効率アップ、生産性アップなどの効果が期待できます。つまり社員それぞれのワークエンゲージメントが高い状態を維持できれば、企業として業績アップ、さらなる発展も期待できるのです。また会社への愛着が高まることで、離職率ダウンも期待できます。
 
とはいえ、社員のワークエンゲージメントを高めるにはどうすればよいのでしょうか。

社員1人ひとりに仕事の裁量を持たせる

ワークエンゲージメントの向上には、社員1人ひとりに対し仕事の裁量を持たせることも重要です。社員自身が考え、意思決定の権利を持てる仕事を与えられることで、「自分がどうすべきか」を考えるきっかけとなります。
仕事を任せてもらったことをきっかけに仕事の楽しさ、やりがいに目覚めれば、ワークエンゲージメントの向上が期待できるでしょう。

少しハードルを上げた業務に挑戦してもらう

社員のワークエンゲージメントを高める対策のひとつに、少しチャレンジングな仕事をお願いするという方法があります。自分のスキルで容易に達成できる仕事というのは、かんたんで楽な反面つまらないものです。しかし自分のスキルより少しハードルを高く設定した業務であれば、達成後の充実感、達成感は大きいでしょう。
 
任せる業務はスキルレベルに応じて選ぶ必要がありますが、こうした成功体験の積み重ねが、ワークエンゲージメントを高めていくのです。

成果を正当評価できる仕組みを作る

社員が成果を上げても、それを評価するシステムがなければやりがいが感じられません。またその状態が長く続けばワークエンゲージメントどころか、離職率が上がってしまいます。
 
企業は社員の成果を正当評価できる評価制度を導入し、役職や給与に反映させるべきです。

ワークエンゲージメントは職場の人間関係が良好かどうかも重要

職場の人間関係が悪いと、ワークエンゲージメントに影響を及ぼします。人間関係が悪いと離職やモチベーションダウン、会社への愛着が薄れてしまうなどの弊害が出てしまうのです。
 
社員同士のコミュニケーションを活発にするためには挨拶の習慣化や1対1の面談タイムを作る方法があります。またミーティングなども適宜開催し、立場の違う人同士でコミュニケーションを取る機会を増やすことを意識しましょう。

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