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HR COLUMN

人事向けコラム

2021.12.24

その他

人事評価の効率アップ! タレントマネジメントをおこなうメリット


従来の日本では「年功序列・終身雇用」が主流でした。しかし近年では労働市場が流動化しており、新たな人材マネジメントシステムが注目を集めています。そのひとつが「タレントマネジメントシステム」です。
 
本記事ではタレントマネジメントの概要やメリット・デメリット、システム導入のポイントを解説します。

タレントマネジメントとは? 人事の要となるマネジメント手法!

タレントマネジメントとは「社員の持っている能力・経験・スキルを活かすためにおこなう人材配置・育成」のことです。タレントマネジメントはリーダー候補となる人材の育成を目的におこなわれます。
 
近年の日本では労働に対する価値観も人それぞれです。家庭やプライベートを大切にする働き方を望む人も少なくありません。さらに、ビジネス社会はIT技術・AIの活用により、急激な変化を続けています。そのため企業ではスピーディーな事業展開を求められるようになっているにも関わらず、少子化により労働人口が減っているのが現状です。
 
こうした事情から、企業は今まで以上に「人材を適材適所な業務へ配属すること」が課題となっています。そこで役立つのが「タレントマネジメント」なのです。

タレントマネジメントを実施するメリット・デメリット

企業でタレントマネジメントを実施すると得られるメリット・デメリットは次の通りです。

【導入のメリット】

・人事評価・業務の効率化
タレントマネジメントを導入すると、社員ひとりひとりの具体的な情報を管理することになります。これをもとに客観的・多角的に人事評価をおこなうため、個人の主観や人間関係に影響されにくい評価が可能となります。
 
また、タレントマネジメントは基本的にデジタルベースでおこなうため、データの検索・分析もしやすく、効率よく業務を進められるようになります。
 
・適材適所で人材を配置できる
タレントマネジメントで社員1人ひとりのスキル・特性を把握できれば、それぞれに最適な役職・業務を割り振りやすくなります。適材適所の人材配置ができれば、生産性の向上や業績アップにもつながるでしょう。
 
・目的に応じた人材育成に役立つ
タレントマネジメントによって社員の課題が可視化されると、個別の人材育成計画が立てやすくなります。またタレントマネジメントシステムで人材情報を管理しておけば、特定の業務に適性を持つ人材をリストアップするのにも役立ちます。

【導入のデメリット】

・導入、整備の手間がかかる
タレントマネジメントは長期的な人材戦略をもとに導入するケースがほとんどです。そのため、先に評価制度を見直したり、社内の理解を得たりといった準備が必要です。
 
・情報共有できなければ活用もできない
せっかくタレントマネジメントを導入しても、その情報を関係部署同士で共有できなければ意味がありません。上手に活用するには、現場の管理職と人事部、関係部署の全てがデータを共有し、いつでも利用できるようにすることが大切です。

タレントマネジメントシステム導入のポイント

タレントマネジメントをする際には「タレントマネジメントシステム」が欠かせません。導入時には、複数のシステムを比較検討することが大切です。
 
特にこれから初めてタレントマネジメントシステムを導入する場合は、使い方のサポートがあり、活用事例を教えてくれるシステム会社を選ぶとよいでしょう。
 
また、使い勝手の良いUIになっているか、自社の目的や経営戦略・人事戦略にマッチするものであるかも重要なポイントです。
 
タレントマネジメント、およびタレントマネジメントシステムを活用すれば、長期的な人材管理・育成に役立てることができます。人事の業務効率化にもつながりますので、まだ導入されていない企業様は導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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