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HR COLUMN

人事向けコラム

2021.09.24

派遣

派遣社員をリモートワークにするメリット・デメリット


働き方改革や新型コロナウイルスの流行により、リモートワークを導入している企業もかなり増加したのではないでしょうか。最近では正社員だけでなく、派遣社員にもリモートワークを適用している企業が目立ちます。

 

ここでは派遣社員をリモートワークにすると得られるメリット・デメリットについてご紹介します。

派遣社員へリモートワークを導入するメリットとは?

「リクルートスタッフィング」の調査によると、2020年初頭に比べ、コロナ禍となった2020年5月末には、企業の約半数が派遣社員へリモートワークを適用していることが明らかになっています。
 
派遣社員へリモートワークを導入すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?

1.場所にとらわれず優秀な人材を採用できる

派遣社員にリモートワークを導入する最大のメリットとして、場所にとらわれず人材の確保ができる点です。「魅力的な企業だけど、遠く通勤が難しい」と考えている派遣社員でも、リモートワークであれば勤務地や居住地に左右されずに働くことができます。
 
また、リモートワークを導入すれば、地方に住む優秀な人材と派遣契約を結ぶことも可能です。人手不足や即戦力となる人材を望んでいる企業にとっては、大きなメリットといえるのではないでしょうか。

2.通勤手当などのコスト削減につながる

派遣社員をリモートワークにすると、通勤手当などのコスト削減にもつながります。たとえば1ヶ月2万円の通勤費を支払っていた場合、1年で24万円のコストを削減できるでしょう。こうしたコスト減の効果は派遣社員の数が多いほど高くなります。

3.派遣社員のワークライフバランスの改善

派遣社員の中には家庭や子育て、介護との両立を考えて働きたいという方も少なくありません。企業がリモートワークを導入することで、派遣社員は子育てや家事、介護と仕事を両立しながら働きやすくなります。
 
その結果派遣契約の継続が見込めたり、派遣求人の訴求力が増したりする効果が期待できるでしょう。

派遣社員へリモートワークを導入するデメリット

派遣社員へリモートワークを導入する際にはデメリットもあります。主なデメリットは以下の3つです。

1.導入に関する派遣契約の変更などの手間・コストが必要

従来からリモートワークを導入していた企業であれば派遣社員へもスムーズに適用できます。しかしこれから初めてリモートワークをする企業の場合は、リモートワークに関するフローの構築やツールの導入といった手間が必要になります。
 
また、派遣契約の変更が生じるため、その変更手続きや派遣元への連絡・確認といった工程も必要です。

2.セキュリティの問題

派遣社員へリモートワークを適用する際はセキュリティのリスクが増える点にも要注意です。オフィス内に比べそれぞれの自宅等でおこなうリモートワークでは、情報漏洩などのリスクが大きくなります。
 
そのためセキュリティに対する意識付けや、情報漏洩を防ぐ仕組みの構築などをおこなう必要があるでしょう。

3.労務管理の課題

リモートワークはオフィス勤務に比べて労務管理が複雑になりがちです。そのため、リモートワーク用の労務管理ツールなどを導入したり、成果物の提出・進捗管理などの仕組みを考えたりする必要があります。

働き方の多様性が生まれる! 派遣にもリモートワークを活用しよう


派遣社員にリモートワークを適用すると、今まで勤務地の問題で応募できなかった優れた人材を獲得できたり、人材が集まりやすくなったりする可能性が高まります。
 
ただし派遣へのリモートワークの導入には、労務管理やセキュリティの確保などをクリアする必要があります。
 
派遣社員に対しリモートワークを導入するかは、メリットとデメリット、業務に適用できるかを考慮したうえで検討してみましょう。

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