2020.09.18
採用
人事担当者必見! 会社説明の資料を作る際のポイント
会社説明資料は、会社説明会のプレゼンテーションにおいて「会社の魅力」や「求める人物像」などを伝えるツールの1つ。資料の内容次第では、会社に対する印象に影響が及ぶことも珍しくありません。
ここでは会社説明のスライド資料作成のポイントや、注意点をご紹介します。
会社説明資料を作成するときのポイントは?
会社説明の資料は、会社について「理解してもらう」「魅力を伝える」「共感を得る」という3点を念頭に作りあげることが大切です。そのためには、以下のポイントを押さえた資料作りを心がけましょう。
誰でも理解しやすい構成に
会社説明のスライド資料は、誰もが分かりやすい構造で作成しましょう。特に新卒採用の場では、学生たちが理解しやすく、共感できる資料にすることが大切です。
いきなり細部を説明しても頭に入りにくいため、以下のように「大きな情報→小さな情報」の順にまとめます。
<例>
- 業界の説明……業界の特徴、未来への展望など
- 会社の説明……会社概要、目指すもの、自社の強みなど
- 仕事内容の説明……どんな職種があるか、仕事の魅力、キャリアパスについて
- 採用情報……求めている人物像や選考の情報
- 会社の環境……仕事中の風景や社内の雰囲気、福利厚生など
- FAQ……よくある質問の回答(及び質疑応答による交流)
写真やイラスト、グラフを活用する
文字ばかりの会社説明資料は理解に時間がかかってしまい、読むのに疲れてしまいます。
分かりやすい資料作りのためには、文字の代わりに写真やイラスト、グラフなどを活用してみましょう。視覚から直感的に情報を理解できるようになり、疲れにくく分かりやすいスライドに仕上がります。
「1スライド・1テーマ」を心がける
スライド資料制作時は、1つのスライドにつき1つのテーマを心がけましょう。文字数の項でも触れましたが、スライドはシンプルであればあるほど理解しやすく、聞き手にとって負担になりません。
「会社の魅力をしっかり伝えたい」という思いで内容を詰め込みすぎるのは逆効果ですので気を付けましょう。
動画を利用すれば、さらに魅力的な資料に
近年では会社説明のスライド資料に動画を活用している企業も増えています。
特に新卒採用の場合、世代的にも文字より動画や画像のほうが、より内容を理解しやすくなります。また、動画を使うことで、説明の流れにメリハリを持たせてくれる効果も。
仕事の様子や社内見学動画、社長や社員からのメッセージ等の動画を盛り込んでみましょう。
会社説明資料を作る際の注意点
会社説明資料を作る際には注意すべき点もあります。以下の2点に気を付けて作成してみましょう。
文字は極力少なめに
スライド資料では、紙やWebベースの情報のように文字を詰め込みすぎないことが大切。伝えたいことが多くて文字でぎっしりと埋め尽くしても、ただ読みにくくなってしまうだけです。
文字は「最低限必要なだけ」を意識し、シンプルにまとめましょう。
派手なアニメーションは控える
会社説明の資料では、派手なアニメーションの使用を避けましょう。聞き手がアニメーションに気を取られて、内容が入りにくくなってしまうからです。
もし使用するならば、文章を順に表示するアニメーションなど、あくまでシンプルなものにとどめておきましょう。
会社説明のスライド資料は「わかりやすさ」を重視しよう
会社説明のスライド資料は、企業の強みやビジョン、魅力への理解を促す役割を果たすもの。理解しやすい資料にするには、伝えたい内容の詰め込みすぎや、必要以上に凝った作りにしてしまうことは避けるべきです。
できる限りシンプル、かつ直感的に理解できるような資料作りを心がけましょう。
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