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HR COLUMN

人事向けコラム

2020.07.10

その他

業績を伸ばすために知っておきたい「組織マネジメント」という考え方


組織マネジメントとは、経営者や責任者が組織をスムーズに運営するためのマネジメント手法のことです。
 
組織にはさまざまなタイプの人がいます。それぞれが勝手な考えで動いていては、組織はうまく回りません。従業員が足並みを揃えるためには、組織の目標を掲げ、これを達成するための戦略を作り、実行管理していくマネジメントが必要不可欠なのです。
 
今回は、企業が知っておきたい組織マネジメントについて詳しく解説いたします。

組織マネジメントで知っておきたい「組織の7S」とは

組織マネジメントを考える上では、企業の経営資源について、それぞれがどう影響し合うのかを理解することが重要です。まずは、世界的に有名なコンサルティングファームのマッキンゼー・アンド・カンパニー社が提唱した「組織の7S」を押さえておきましょう。
 
組織の7Sのうち、ハード面(組織の構造に関するもの)には以下のようなものがあります。
・戦略(Strategy)=優位性を維持するための、経営の方向性や解決手段のこと
・組織(Structure)=集団で最高の成果を上げるための、チームの形のこと
・システム(System)=個々のパフォーマンスを活かすための仕組みやルールのこと
 
また、ソフト面(人材に関するもの)には
・価値観(Shared Value)=社内で共通認識をもつべき、企業の理念や存在理由のこと
・スキル(Skill)=個々の技術力や営業力など、利益を生むための能力のこと
・人材(Staff)=組織の考え方に共感し、影響し合える従業員のこと
・スタイル(Style)=企業のカラーや方向性のこと
 
の4つが挙げられます。
この7つの要素が相互に影響を与え合うことで、企業としての能力が高まっていきます。組織マネジメントにおいては、7Sを複合的に考えることが肝心です。

組織マネジメントにおいて管理者に必要な能力

ここからは、経営者や責任者が組織マネジメントにおいて押さえておきたポイントをご紹介します。
 
組織マネジメントには以下のような要素が必要といわれます。
・目標設定力=適切な目標を掲げ、計画の立案や人材配置をする力
・計画力=目標達成までのプロセスを逆算してスケジュールを立てる力
・人材マネジメント力=従業員を適材適所に配置し、モチベーションを高める力
・コミュニケーション能力=メンバーや経営層との意思疎通の能力
・リスク回避能力=予定外の出来事への対応能力やトラブルを防止する能力
・評価力=人材を適切に評価する能力
 
管理者がこれらの能力を兼ね備えておくことで、従業員を個別にマネジメントできるようになり、組織運営がスムーズになります。さらに、業務効率を飛躍的に高め生産性をアップさせる効果も期待できるのです。
 

 
企業マネジメントは、企業の効率的な運営に役立つ考え方です。それぞれの要素が複合的に働くことで、個人では到底成し得ないような成果を上げられるのが、組織マネジメントのメリットといえます。
企業の業績アップのためにも、組織マネジメントが浸透するよう手を尽くしてみましょう。
 

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