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HR COLUMN

人事向けコラム

2020.06.05

その他

社員のやる気を引き上げるために! 部下を褒める際のポイント


部下のやる気を上げるためには、上司が適切なタイミング、方法で褒めることが効果的です。
 
そこで今回は、部下のモチベーションアップにつながる「褒め方のポイント」をご紹介します。管理職や後輩の育成を担当している方はぜひ知っておきましょう。

調査によると、部下の多くは褒められたがっている!?

2019年12月、求人情報サービスを提供しているディップ株式会社では、社会人300人に対し「上司にどのぐらいの頻度で褒められたらうれしいか」「上司に褒めてもらいたいポイント」などについて調査をおこないました。
 
調査結果では社会人の過半数が「月に1度以上は褒められたい」と回答したのです。また、調査の中でも「上司に褒めてほしいポイント」の項目は特に注目したい部分です。
 
ランキングを見てみると、1位が「自分の努力」2位が「自分の結果」、3位が「自分の個性」となっています。社会人の多くは持って生まれた長所よりも「自分が努力したこと、それによって生まれた結果を見てほしい、褒めてほしい」と感じていることが分かります。

部下を褒める際のポイントとは?

褒めてほしいと考えている社会人が多いというのは、裏を返せば「褒めてもらわないとモチベーション維持が難しい」ということでもあります。つまり上司は、部下を的確に褒める力が求められているということです。
 
部下を褒めるポイントを押さえておきましょう。

結果だけではなく努力・過程も褒める

部下が何かの成果を成し遂げたときに褒めるのは当然ですが、そこに至るまでの「努力」「過程」ももれなく褒めてあげましょう。
 
自分より経験が浅い部下が何かを達成した理由は、途中で多大な努力をしたからです。「努力するのが当たり前」ではなく、結果までの過程をねぎらい、的確に褒めましょう。

「褒める」と「叱る」は3:1がベスト

人間は叱られてばかりだと委縮して自信がなくなってしまうもの。かといって、褒められてばかりでも慢心しすぎてしまうため、成長につながりにくくなります。
 
褒めるとき(ポジティブな感情を与える)と叱るとき(ネガティブな感情を与える)の割合は、3:1ぐらいがベストだといわれています。この割合を意識して、「褒める」「叱る」のメリハリをつけましょう。

過去の部下と比較して褒める

部下を褒めるときには、その場で起こった良いことだけではなく、過去の部下と比較して褒めてあげることも効果的です。
 
「前はできなかったことができるようになっているね」「前もよかったけど、今回の案もすごくいいね。さすが○○さんだね」というふうに、部下の成長を認める言い回しを意識すると良いでしょう。

“Iメッセージ”で褒める

部下を褒めるときは、「あなたは○○だね」という相手が主語になる言い回しより、「わたしはあなたが○○でうれしい」という、自分の意見を軸にした言い回しがとても効果的です。これはIメッセージと呼ばれるもので、自分の気持ちがより伝わりやすくなるのです。
 
言葉を受け取る部下も「上司が本音で褒めてくれた」「認めてもらえた」と素直にうれしさを感じられるので、モチベーションが大きくアップします。

効果的に褒めることが大事! 褒め方を工夫して部下を育てよう


部下を褒めることは、自分自身のモチベーションアップにもつながるといわれています。また、上司と部下の信頼関係が生まれることで、業務にも良い影響を及ぼすでしょう。
 
ただし、“心に刺さる褒め方”は人それぞれです。部下一人一人をよく分析しながら、褒め上手な上司を目指しましょう!

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