2019.12.06
その他
企業のブランドイメージ構築につながる! CSR活動をおこなうメリット
近年、大企業を中心にCSR活動に注力する企業が増えてきました。CSRとはCorporate Social Responsibilityの略語で、「企業の社会的責任」を意味します。
企業は収益だけを追求していくのではなく、企業運営が社会に対して与える影響についても配慮する必要があるといえます。そのための社会貢献活動を、企業のCSR活動と呼びます。
ここでは近年注目されている企業のCSR活動について、活動を行うメリットを中心にご紹介いたします。
企業のCSR活動とはどういったもの?
CSR活動はたとえば、工場の廃棄物や排ガスが環境に悪影響を与えるという場合、企業が環境保全活動をおこなうようなことです。
こういった環境保全のためのCSR活動のほか、法令遵守や労働安全への取り組み、文化財の保護や人権保護、児童貧困の対処のための活動などもCSR活動に含まれます。
CSR活動は必ずしも企業の利益に直結するわけではありません。実利主義の考え方が強い日本では、CSR活動に力を入れる企業はまだまだ少ないものです。しかし、欧米には「企業は利益を上げた分社会に貢献するべき」という考え方があり、さまざまな企業がCSRの取り組みをおこなっています。
企業がCSR活動をおこなうメリットとは
企業のブランドイメージ向上
CSR活動をおこない、それを周知することはブランドイメージの向上につながります。
近年ではブランド戦略の一環として、CSR活動の様子をコマーシャルなどで紹介する大企業も増えてきました。独自のCSR活動によって社会的評価を高めることは、他社との差別化にもつながります。
優秀な人材が集まりやすくなる
社会貢献活動を継続的におこなっている企業には注目が集まりやすくなります。
たとえ企業名があまり知られていないような中小企業であっても、CSR活動のアピールによって求職者に「この会社で働きたい」と思わせることは十分可能です。
自分の会社がCSR活動に積極的であることは、従業員にとって誇るべきことなのです。
メディアへの露出が増える
他社と差がつくような独自性の高いCSR活動には、メディア露出を増やすという狙いもあります。テレビ番組や雑誌、新聞などで特集されるような活動を通して自社の魅力をアピールすることは、企業の効果的なイメージアップ戦略の1つといえるでしょう。
CSR活動は循環して結果的に企業利益になる
CSR活動は社会的評価を高めることにつながります。
多くの人からの注目を集め信用性を高めることは、自社の価値をアピールすることにほかなりません。
顧客から好印象を持たれるような企業になれば、企業のファンを増やすことができます。これによってサービスや商品の価値が高まれば、結果的に企業の利益となるのです。
CSR活動は利益がないという考え方をする方もいるものですが、目先の利益だけを追求し社会的責任を放棄する企業は、目に余る場合社会からバッシングを受けるリスクも考えられます。
目先の利益だけにとらわれず、長期的な視点でCSR活動を進めていくことも、企業の重要なマネジメント力といえるでしょう。
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