カジュアル面談とは？メリットや人事側の事前準備を解説

中途採用で始まった「カジュアル面談」。昨今では新卒採用において導入する企業が増えてきているようです。
カジュアル面談は、本格的な選考に進む前に行われる面談で、採用のミスマッチを防ぐためにも重要な意味を持つといいます。
 
そこで今回は、カジュアル面談とはどのようなものか、面接との違いや、実施することで企業にどのようなメリットがうまれるかを中心に解説していきたいと思います。

カジュアル面談とは？

カジュアル面談とは、本格的な選考に進む前に、企業と参加者がリラックスした雰囲気の中で面談を行うものです。カジュアル面談は、採用面接とは異なり気軽に質問できる場として、参加者や企業がお互いをよく知ることができる貴重な場といえます。
参加者は応募前にカジュアル面談に参加することによって、社風を含め有益な情報を得たうえで応募に進むことができるようになるため、その企業に応募するかどうかを決めることができるようになります。
 
また、企業にとっては、参加者に自社をアピールすることができるだけでなく、参加者の人間性や本音を知る機会となることから、人材不足の環境下で避けたい採用後のミスマッチの発覚の予防に繋げることができます。
 
面接と異なり、カジュアル面談の場において選考を行うことはありません。
あくまで、対等な立場で情報交換を行う場という位置づけであることから、履歴書や職務経歴書の提出は求めず、服装も自由で行われます。

カジュアル面談の企業へのメリット

カジュアル面談を行うことで企業側が得られるメリットには、次のようなものがあります。
 

1. 採用のミスマッチを防ぐことができ、社員の定着率アップが期待できる
2. さまざまな求職者とつながることができる
3. 採用に関する情報収集に繋がる

 
カジュアル面談を行う際は、人事側で話題の事前準備を行っておくとよいでしょう。
企業の基本情報や特徴はもちろんのこと、実際の業務内容や部署ごとの風土や課題、そして必ず取り入れたいのがキャリアッププランです。また、どのようなスキルが業務に役立つのか、スキルアップに繋がる行動や先輩社員の事例などについての情報も、準備しておくようにしましょう。
 
カジュアル面談は時間と手間がかかりますが、長い目でみればメリットの多い採用活動です。
少しずつでも取り入れてみてはいかがでしょうか。

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