2022.04.15
採用
採用活動に取り入れる企業が増加中! チャットボットの利点
企業サイトなどでよく見かける「チャットボット」。近年では採用活動へと活用する動きが広まっており、上手く活用することで人事業務の効率化や採用活動の強化に利用できるとされています。
そこで今回は、チャットボットの特徴やメリット、採用活動へ活用するポイントをご紹介します。
チャットボットとは?
チャットボットは「自動会話プログラム」のことです。具体的にはユーザーからチャットで送られてきた質問、問い合わせに対し、チャットボットが自動返信を行ってくれるシステムのことを指します。
チャットボットには大きく分けて「ルールベース型」「AI型」の2種類があります。
ルールベース型はあらかじめ回答を用意しておく必要があり、AI型は人工知能で人間により近い対応ができる点が特徴です。
またチャットボットには「FAQ型」「事務処理代行型」「配信型」「雑談型」などの種類があり、利用目的に応じてシステムの選定を行うのが一般的です。
チャットボットは採用活動にどう活用されている?
チャットボットは企業サイトやネットショップなどで広く導入されていますが、近年では採用ホームページやSNSへの導入も多く見られます。その目的は以下のとおりです。
・学生、求職者との接点を増やす
・人事担当者の負担減
・人材ミスマッチの予防
・質問データの蓄積
企業においては、求職者の問い合わせ業務を効率化するためにチャットボットを導入する事例が増えています。
チャットボットを採用活動に導入するメリット
チャットボットを採用活動へ導入するメリットとしては、どのようなものがあるでしょうか。
求職者がネガティブ面で気になることを質問しやすい
求職者がネガティブな内容も知りたいとき、事担当者に直接質問するとなると、悪い印象を与えないかと気になったり、気後れしてしまったりするものです。
しかしチャットボットなら、ネガティブな質問でも気兼ねなくできるようになります。入社前にネガティブ面を把握できるため、ミスマッチの防止にもつながるでしょう。
求職者との接点が増える
チャットボットで求職者が質問しやすい環境を作ると、コミュニケーションが取りやすくなり、接点を増やすことができます。これにより採用活動の応募数増加にもつながるでしょう。
24時間、365日問い合わせ対応が可能になり、人事の負担減に
自動返信のチャットボットなら、時間や曜日を問わず問い合わせを受け付けられるようになります。またよくある質問への返答を登録しておくことで、人事担当者の問い合わせ対応負担を減らせる効果もあります。
蓄積データをもとに採用活動の改善、強化がしやすくなる
チャットボットに蓄積された質問データからは、求職者のニーズや疑問点が読み取れます。これらを分析すれば、採用活動においてターゲットを絞りつつ、求職者の心をつかむアプローチがしやすくなります。
採用活動の心強い味方! チャットボットを活用しよう
採用活動でチャットボットをうまく活用するには、求職者が知りたい情報を返せるようにすることが重要です。求職者は有給休暇の取得率、産休・育休制度の実態など、求人情報ではわかりにくい情報を尋ねてくる場合もあります。チャットボットを利用する際は、こうした深い部分の情報に答えられるよう回答を設定しておく必要があります。
また、新卒採用と中途採用では、求職者の知りたい内容はそれぞれ異なります。両者を比較すると、中途採用のほうが踏み込んだ内容を質問してくるケースが多いです。新卒も中途も同じ回答内容では、求職者側が「知りたい情報を返してくれない」と不満に感じる可能性があります。
この場合は新卒採用サイトと中途採用サイトでそれぞれチャットボットの中身を分けておくと、より精度の高い回答を提供できるようになるでしょう。
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