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HR COLUMN

人事向けコラム

2022.01.14

その他

リモート推進で注目! 「ワーケーション」のメリットとは?


生産性向上などの効果が期待できるとして近年注目される「ワーケーション」。リモートワークが普及した現在、ワーケーション制度を導入する企業が増加しています。
 
ここではワーケーションの概要や、ワーケーション制度を導入するメリットなどをご紹介します。

近年注目されているワーケーションとは?

ワーケーションとは「ワーク(仕事)」「バケーション(休暇)」をそれぞれ組み合わせた造語です。つまり、リモートワークにより余暇と仕事の両立をおこなう働き方を意味します。
 
近年はリモートワークの浸透により、さまざまな企業でワーケーション制度が導入されつつあるのです。

ワーケーションの種類は2つ

ワーケーションには大きく分けて「休暇型」「業務型」の2種類があります。休暇型はリゾート地や高級ホテル、温泉地などで余暇を楽しみつつ、合間に仕事を行うのが特徴です。企業によっては有給取得率アップを目指してワーケーション制度を実施する場合も多いことから、「福利厚生型」とも呼ばれています。
 
もうひとつの業務型は、仕事を軸におこなわれるワーケーションです。その内容は地方の仕事関係者と交流して業務課題を解決したり(地域課題解決型)、合宿を実施して研修や会議などを行ったり(合宿型)といったものです。
 
また、業務型ワーケーションではサテライトオフィスやシェアオフィスを活用し、普段とは違った働き方を提供する事例もあります。このようなワーケーションは「サテライトオフィス型」と呼ばれることが多いです。

ワーケーション制度を導入するメリット・注意点は?

企業がワーケーションを導入するメリットにはさまざまなものがあります。

ワーケーション制度導入で企業が得られるメリット

ワーケーション制度を導入すると、社員の有給休暇取得率を向上させることができます。近年は年5日の有給休暇取得が義務付けられていますが、多忙な社員であればあるほど「現場を離れづらいので長期休暇が取れない」という悩みを抱えている場合も少なくありません。
 
しかし有給休暇と合わせてワーケーション制度を活用すれば、有給で5日旅行したあと、そのまま旅行先でゆっくりしながら2日間働く……といった働き方もできるようになります。働き方に多様性が生まれることで社員の生産性の向上や新たなアイデアが生まれやすくなります。さらには、社員の企業に対するエンゲージメント(愛着)形成効果もあるでしょう。
 
また、ワーケーション制度を導入・運用しているというのは採用活動において大きな武器になります。ひいては、優秀な人材獲得のためのアピールポイントにもなるのです。

ワーケーション制度導入時の注意点

ワーケーション制度を導入する場合、ルールの決定や環境整備が必要です。もともとリモートワークの環境が整っていればさほど問題ないのですが、そうでない場合は勤怠システムの整備・変更や社内ルールの制定、セキュリティ対策などの手間やコストがかかるため注意しましょう。
 
また、職種によってはワーケーションに適さない場合もあるでしょう。制度を導入する場合は、対象部署・対象者がワーケーションという働き方に合っているのかも検討する必要があります。

ワーケーションで社員の生産性・エンゲージメント向上を目指そう


ワーケーションにはさまざまな形式がありますが、いずれも普段の職場とは異なる環境で仕事ができるのは大きな魅力です。社員にとっては良い気分転換にもなり、生産性の向上や企業への愛着促進効果も期待できます。
 
もちろん、導入のためにはワーケーションに対応できるルールの作成や勤怠管理システムの構築、セキュリティの強化などの準備も必要です。ワーケーションを導入する際は、メリットとデメリットを比較したうえで検討することをおすすめします。

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