2022.05.27
採用
LINEを採用活動に利用するメリットは? 活用方法や知っておきたいリスク
今やスマートフォン所持者の8割が利用しているコミュニケーションツールの「LINE」。最近ではLINEを採用活動に利用する企業も増えています。
そこで今回は、LINEを使った採用活動のメリット、活用のコツ、LINEによるリスクについて解説します。
LINEを採用活動に使うメリットは?
コミュニケーションツールとして幅広く普及している「LINE」。
採用活動へLINEを利用するメリットには、以下の5点が挙げられます。
- 簡潔なコミュニケーションができる(宛先、件名入力が必要ない)
- 求職者が情報を確認しやすく、見逃しが少ない
- 予約配信ができ、求職者は好きなタイミングでメッセージを確認できる
- メールでのやり取りにくらべ気軽にコミュニケーションできる
- 既読確認ができる
メールでの送信に比べ、LINEの場合はコミュニケーションコストが低く、かつ既読機能など便利な機能が利用できる点が魅力です。また求職者としても使い慣れたツールのため、精神的にも企業間とのコミュニケーションが取りやすいと感じるケースが多いようです。
LINEを採用活動で活用するコツは?
LINEを採用活動でうまく活用するには、以下のポイントを押さえておきましょう。
「LINE限定の情報発信」を行う
LINEは、友だち登録をした人だけにクローズドな発信ができる点が魅力です。「ここだけの話」を盛り込んだ情報発信をすることで、「登録していてよかった」「情報をたくさん提供してくれる良い企業だ」と印象付けることもできます。
LINEで応募できるようにするなど、求職者のアクションを誘導する
求職者が応募しやすい環境をLINE上に構築することで、応募へのハードルを下げることができます。
たとえばLINE上でそのまま応募ページへと変遷できるようにしておく、LINE上で質問や問い合わせができるようにする、などの工夫は、有名企業でも実施しています。
応募のハードルを下げることで応募者数が増加し、結果的に採用数の増加にもつながるというわけです。
効果測定をして次につなげる
LINEの公式アカウント機能には、分析機能が付属しています。これは友だち追加してくれたユーザーの数や水位、ブロック数、タイムラインへの反応などを確認できる機能で、投稿内容の効果測定が可能になります。
この結果をもとに次の投稿内容の決定・検証を行っていけば、より反応度の高いLINE投稿ができるでしょう。
また最近では、LINE専用のマーケティングツールもリリースされています。こうしたツールをうまく活用すれば、より効果的な採用活動が行えるようになるでしょう。
LINEにはリスクがあることも知っておく必要あり
LINEでの採用活動にはメリットも多い一方、リスクもあります。管理方法が定まっていないと、以下のようなトラブルが起きる可能性があるためです。
【トラブル例】
- 自身のスマートフォン、PCでやり取りをしていて個人情報が漏洩する
- 個人間のやりとりでトラブルが発生、SNSなどへ拡散される
こうしたトラブルを防ぐには、会社規定のデバイスで管理を行い、第三者がチェックできる体制を整えておく必要があります。
また過去には、LINEサーバーに保管されていた個人情報の管理方法がずさんであり、不正アクセスにより個人情報が流出したのではないかと騒ぎになったこともあります。
実際には個人情報の流出はありませんでしたが、外部にデータを預けるという行為にはこうしたリスクもある、ということを頭に入れておきましょう。
普及率の高さが魅力! 採用活動へLINEをうまく取り入れよう
10~30代のLINE使用率は81%を超えているとも言われており、今やほとんどの人が利用しているといっても過言ではありません。普及率が高いツールだからこそ、上手く活用することで効果的な採用活動ができるようになります。
ただし、LINEのビジネス利用にはリスクも伴います。メリットとリスクを比較したうえで、どのような範囲で活用・運用をしていくかを考えてみましょう。
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