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スタッフの声

相馬 真由美さん(そうま まゆみ)

大学卒業後、正社員として大手ドラッグストアチェーンに新卒入社。店舗運営業務に従事する。
その後、管理栄養士の資格を活かせる仕事を求めて派遣社員に。RDサポートには2014年に登録。
以降、現在に至るまで大手食品会社で食品の規格書作成業務等に従事している。


私が簡単に「できません」と言わない理由。気配りとコミュニケーションが、気持ち良く働ける職場をつくる

RDサポートには、それぞれの派遣先でイキイキと活躍するスタッフがたくさんいます。その中のひとりが、今回登場する相馬さん。

 

2014年からRDサポートで就業を開始し、現在に至るまで4年以上にわたって、ある食品会社で食品の規格書作成業務に就いています。

 

「部署内でこの仕事をしているのは自分だけ」という相馬さん。周りの人に安心して仕事をお任せてもらえる理由は、どんなに仕事に慣れても変わらない相馬さんの堅実さにありました。
 
 


 

4年間の業務で磨かれた、人を動かすコミュニケーション術

私が主に担当しているのは、規格書の内容確認。項目上の不備や不足がないかをチェックし、問題があればメーカーの担当者さんだったり、社内の営業さんに問い合わせを行います。

 

この仕事を4年やって一番磨かれたのはコミュニケーション能力。一般的に規格書の作成から内容確認には1週間ぐらいの時間をとるようにしています。とは言え、なかなかその通りにいかないのが現実で。中には1日で規格書をつくらなければいけないケースも。

 

そんなとき、間に入る私は関連各所に掛け合って、なるべく早めに必要な情報を揃えてもらえるようお願いをするのですが、どの担当者もやらなきゃいけないことがあって、規格書だけに手をかけられるわけでもありません。

 

上から目線で物を言ったり、しつこく催促しても、相手の心象を悪くするだけ。どうやってお願いすれば気持ち良く相手が動いてくれるか工夫をするのも重要なテクニックのひとつです。

 

どうしても要望通りに進行がいかないときは、上手く両者の意見をすり合わせつつ、双方にとってベターなラインに落としどころを見つけなければいけません。そうした折衝能力は、4年の間に随分鍛えられた気がします。

 
 

 

一緒に仕事をする相手だからこそ、気持ち良く働きたい

こうしたイレギュラーの事態が発生したとき、私がもうひとつ心がけていることは、すぐに「できない」と断らないことです。お願いしてくる営業さんたちも、無理は承知の上で言ってるわけで。

 

それも営業さんに落ち度があるわけではなく、得意先のお願いだから引き受けざるを得ない場合がほとんど。だからそこで私がいくら文句を言っても、かえって営業さんを困らせてしまうだけなんですよね。

 

もちろんどうしてもできないことはあります。でもそのときは「こういう条件だったら可能なんですけど、どうでしょうか?」と一緒に代案を出すのがマスト。そうしたら、営業さんも打つ手が出てくるわけですから。

 

お仕事って結局、人と人とのコミュニケーションがすべて。どうやったらみんなが気持ち良く働けるかということを考えることが大事だと思うんです。

 

たとえば私も何かお願いをされるとき「いつも本当にごめんね」って言葉を添えてもらえるだけで気持ち良く引き受けられますし、頼まれたことが終わった後は「ありがとう」って言ってもらえると、それだけで嬉しくなる。

 

だから私も同じように、どうやったら周りの人に私と仕事をすると気持ちいいと思ってもらえるか。ちょっとした発言や態度にも気を配りながら接するようにしています。

 
 

 

勝手な決めつけはNG。丁寧さと責任感が、周囲の信頼を呼ぶ

あとは仕事をする上で、「勝手に判断しないこと」も大切です。こうした項目の不備チェックって、中にはわざわざ確認しなくても恐らくこういうことなんだろうなと推測できることがあるんです。

 

でも、私の勝手な決めつけで確認を怠るのはNG。どんなに忙しくても、ひとつひとつ確認をとり、適切な根拠をもとに不明点を潰すようにしています。

 

杓子定規かもしれないけど、そこを適当にしてしまったら、私の仕事の意味自体がなくなってしまう。特に食は人の健康と安全に関わるもの。ちゃんと責任感を持って臨まなければいけません。

 

どんなにわかりきったことでも、面倒くさがらず、丁寧に。慣れや油断ほど怖いものはないと言い聞かせて、日々の業務にあたっています。

 
 

 

Writer’s Eye

つい無茶なお願いをされたら腹が立ってしまうもの。でもそんなときも落ち着いて対応し、相手の事情や気持ちを汲み取る心の余裕を持っているところが相馬さんの強みです。
 

それは決して我慢強さや自己犠牲心から来るものではありません。相馬さんがフラットなのは、あからさまに不機嫌な態度をとったり言葉を荒げても、事態が好転することはないということを冷静に理解しているから。

 
こうした聡明さは、多くの人と協力して仕事をする上では必要不可欠なもの。だから、周りの人たちも安心して相馬さんにお仕事を任せられるのでしょう。

 

取材・文:横川良明


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